農研機構

VOICE from NARO

農研機構には、能力を最大限に発揮できる環境がある

農研機構は、農業・食品産業の発展のため、さまざまな分野で研究開発を行っています。さらに、国際情勢の変化やコロナ禍など、世界を取り巻く状況が大きく変化している中で、農業・食品産業を「伸びしろのある成長産業」としてとらえ、食料自給率向上と食料安全保障、農産物・食品の産業競争力強化と輸出拡大、生産性向上と環境保全の両立、に貢献することを目標に掲げ、基礎・基盤研究だけでなく、成果を普及・事業化・産業化へと展開し、社会実装に務めています。そのため、農研機構には、研究開発を行う人材だけではなく、企画、産学官連携、知財・標準化、広報、情報、法務、人事・労務管理、技術支援など、様々な分野の人材が活躍しています。

ところで、広辞苑で「人材」とは「才知ある人物、役に立つ人物」とあり、漢字では「人財」と記載することもあります。農研機構においても職員は重要な財産と位置づけ、それぞれの個性を大切にしつつ能力の開発を推進し、人財育成に取り組んでいます。すなわち、自身の技術、スキルを磨くと同時に、新たな挑戦、自由な発想を大切にし、キャリアアップのための場を提供しています。また、多様な人材が活躍できる職場風土を構築し、新たな価値を創造するダイバーシティ&インクルージョンを推進しています。2017年女性活躍推進法に基づく認定マーク「えるぼし(3段階目)」、2021年次世代育成支援対策推進法に基づく「くるみん」も取得しました。性別、国籍を問わず誰もが前向きに仕事を行える環境整備が進んでいます。能力を最大限に発揮するための環境がある、それが農研機構です。

本号では、様々な職種、分野の若手職員から、それぞれの立場で、やりがいやチャレンジしたいことなど農研機構で働く魅力を紹介します。

農業・食品産業に興味のある方、生き生きと働ける環境をお探しの方、多様な人材が集まり育つ農研機構で、日本の農業・食品産業の未来をともに創ってみませんか。

理事(人事、人材育成担当)
水町 功子MIZUMACHI Koko