平成19年度農政課題解決研修(革新的農業技術習得支援研修)の実施概要

高度先進技術研修

(実施概要紹介)
  課題 実施期間 実施機関 研修の概要
1 水稲の高品質生産技術、飼料イネ生産の最新技術習得研修 7月24日-27日 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)
中央農業総合研究センター

水稲の登熟時の高温障害対策、斑点米カメムシ対策、いもち病に対するマルチライン、直播水稲の出芽苗立ちの生理機構、収量・品質の高精度管理、飼料イネ栽培、最新の育成品種等の講義を行う。また、衛星画像を利用した高品質米生産の取組について現地調査を行う。

( 研修テキスト[PDF:4.2MB])

2 大豆の高品質生産技術、安定生産・増収技術習得研修 8月1日-3日 中央農業総合研究センター

大豆のしわ粒対策、収穫遅延に伴う外観品質の低下対策、雑草防除対策、最新の生理研究に基づく安定生産技術、土壌条件に適した耕うん播種、収穫・乾燥・調製技術、品種開発の動向等の講義を行う。また、生産農家の現地調査及び豆腐加工適性の評価技術の実習を行う。

( 研修テキスト[PDF:5.0MB])

3 IPM技術習得研修 9月12日-14日 中央農業総合研究センター

総合的病害虫・雑草管理(IPM)の考え方とこの推進に必要な最新技術(物理的防除、生物的防除、フェロモン剤による防除、耕種的防除、その他化学農薬低減技術、発生予察技術)の講義を行う。また、ピーマンのモザイク病のIPMについて現地調査を行う。

( 研修テキスト[PDF:4.7MB])

4 麦の品質向上技術、品質評価技術習得研修 11月20日-22日 作物研究所

麦の品質向上のための栽培技術、麦品質の構成要素と品質低下要因の解明等の講義を行う。また、皮麦の精麦試験及び小麦の品質試験の実習等を行う。

( 研修テキスト[PDF:1.7MB] )

5 リンゴの低コスト・省力栽培の技術習得研修 10月18日-19日 果樹研究所

リンゴにおける各研究分野(育種、栽培、病害、虫害)の最新の研究成果の講義を行うとともに、品種判別や病害の診断技術の実習を行う。また、新品種、低樹高化栽培等試験ほ場の現地調査を行う。

( 研修テキスト[PDF:2.3MB])

6 花きの高品質生産・流通技術習得研修 9月12日-13日 花き研究所

花きの老化メカニズム、市場での品質保持の現状、生産における品質保持、トルコギキョウの日持ち性の向上、品質保持剤の活用法等の講義を行う。また、品質保持剤の試薬調整法の実習を行う。

( 研修テキスト[PDF:5.6MB])

7 野菜の難防除病害虫の防除技術習得研修 9月20日-21日 野菜茶業研究所

トスポウイルス、アザミウマ類、トマト黄化葉巻病、タバココナジラミ、アブラナ科野菜根こぶ病、ホモプシス根腐病、イチゴ炭疽病について、病害虫の特徴、発生生態、診断法、防除法、防除体系等の講義を行う。

(研修テキスト[PDF:1.5MB])

8 茶の環境にやさしい栽培技術、品質評価技術習得研修 7月18日-20日 野菜茶業研究所

茶の少肥適応性品種や耐病虫害性品種に関する育種戦略、減農薬栽培、施肥量削減、緑茶の品種識別、味覚センサーによる客観的渋味評価法、主要アミノ酸定量法の講義及び実習を行う。

( 研修テキスト[PDF:1.8MB] )

9 乳・肉牛の精密栄養管理に対応した飼養技術習得研修 10月2日-4日 畜産草地研究所

乳・肉牛用の精密栄養管理の基本、新飼料資源、飼料イネの利用、精密管理飼養技術の具体化とTMR調製、TMR施設運用方法、自給飼料生産拡大への取組、TMR調製機械システム等の講義を行う。また、TMR導入畜産農家、TMRセンター等の現地調査を行う。

( 研修テキスト[PDF:2.6KB])

10 低コストな家畜ふん尿処理の技術及び堆肥の利用技術習得研修 9月5日-7日 畜産草地研究所

家畜ふん尿の処理技術、悪臭発生対策、家畜ふん堆肥の肥効評価、成分調製堆肥の製造・利用、新たな吸引堆肥化技術等の講義を行う。また、ふん尿処理・利用施設の現地調査を行う。

( 研修テキスト[PDF:9.1MB])

11 農産物のブランド化とマーケティング手法習得研修 9月11日-13日 北海道農業研究センター

マーケティングリサーチ手法、マーケティングプランニング、食品産業クラスタと地域ブランド形成を目的としたネットワーク解析手法等の講義を行う。また、ブランドマネジメントの現地調査、マーケット調査解析に係るソフトの実習を行う。

( 研修テキスト[PDF:5.9MB])

12 四季成りイチゴの栽培管理技術習得研修 10月11日-12日 東北農業研究センター

四季成りイチゴについて、実需者の需要実態と流通上の問題点、「なつあかり」「デコルージュ」の特性と栽培技術、品種開発動向等の講義を行う。また、試験ほ場、イチゴ栽培農家の現地調査を行う。

( 研修テキスト[PDF:730KB])

13 果樹の高品質化技術習得研修 7月24日-25日 近畿中国四国農業研究センター

果樹の樹体内水分動態特性、樹体内水分環境が果実品質に与える影響についての講義を行う。また、マルチ点滴かん水施肥装置の設計、設置、保守等の講義、実習を行う。

( 研修テキスト[PDF:2.7KB])

14 鳥獣害被害の実態と被害防止技術習得研修 6月27日-29日 近畿中国四国農業研究センター

イノシシ、シカ、サル、ハクビシン、タヌキ、ヒヨドリの生態、被害状況、被害防止対策等の講義を行う。また、捕獲、防護柵、被害防止対策に必要な器具類の紹介を行う。

( 研修テキスト[PDF:2.8MB])

プロジェクト研修

(実施概要紹介)
  課題 実施期間 実施機関 研修の概要
1 農産物直売所の販売改善手法実地研修 6月-12月
(3回)
中央農業総合研究センター 直売所販売改善マニュアル(茨城県と中央農業総合研究センターが共同開発)、グループインタビュー手法等の講義を行う。また、直売所におけるグループインタビュー、直売所の利用者・出荷者へのアンケート調査の実習を行う。
2 家畜ふん堆肥の評価・利用技術実地研修 7月-11月
(3回)
中央農業総合研究センター 家畜ふん堆肥に含まれる肥料成分の概要、耕種利用における問題点、肥料成分の迅速評価の重要性等の講義を行う。また、小型反射式光度計を用いた窒素、リン酸、カリ等肥効成分の迅速評価法、酸性デタージェント可溶窒素の簡易測定法の実習を行う。
3 施設切り花の高品質生産技術実地研修 7月-10月
(4回)
花き研究所 キクの立枯性病害の接種試験、発病調査、病原菌の分離、培養・観察の実習を行う。
4 トマト黄化葉巻病対策技術実地研修 6月-11月
(8回)
野菜茶業研究所 トマト黄化葉巻病が拡大している関東地方、強薬剤抵抗性のタバココナジラミバイオタイプQが発生している近畿、中四国、九州地方、今後多発生が危 惧される沖縄県の3地域に分割して、タバココナジラミの発生生態と防除の現地講義を行う。また、タバココナジラミの診断法とバイオタイプ判定の実習を行 う。
5 臭化メチル代替技術実地研修 8月(2回) 野菜茶業研究所 臭化メチルを巡る動向、代替技術開発の現状と課題等の講義を行うとともに、熱水土壌消毒について講義と実習を行う。また、熱水土壌消毒実践農家の現地調査を行う。
6 露地野菜の捕食性天敵に及ぼす農薬の影響評価手法実地研修 6月-11月
(3回)
野菜茶業研究所 露地野菜の捕食性天敵の生態、調査法、各種農薬の影響等の講義を行う。また、捕食性天敵の調査法、農薬の影響評価手法の実習を行う。
7 耕作放棄地を対象とした放牧草地化技術とその利用・管理技術実地研修 9月(1回) 畜産草地研究所 草地の造成・管理、放牧牛の栄養管理・衛生管理・行動制御、放牧地の環境影響評価手法等の講義を行う。また、播種時の条件など草地の造成管理技術の実習を行う。
8 酪農経営向上技術実地研修 8月-9月
(2回)
北海道農業研究センター 乳牛の繁殖、育種、乳成分の向上、乳牛飼養、酪農雑排水処理の講義を行う。また、北海道における自給飼料の現地調査を行う。
9 自給飼料を活用した酪農経営技術実地研修 8月-9月
(2回)
北海道農業研究センター 飼料作物の品種・特性、自給飼料の栽培・調製・貯蔵、酪農雑排水処理等の講義を行う。また、自給飼料を活用した酪農経営の現地調査を行う。
10 天敵を利用したイチゴの主要害虫IPM技術実地研修 8月-2月
(3回)
九州沖縄農業研究センター ハダニ、アブラムシ、アザミウマ類、ヨトウ類を対象としたIPM体系、利用可能な生物資材等の講義を行うとともに、カブリダニ類の見分け方の実習を行う。また、現地のイチゴ栽培型に応じたIPM体系組立ての演習を行う。