カーネーションの香りの分類
Fruityフルーティ
ドライフルーツ様の香り
主な成分:
Fruity
農研機構で行った調査では、心地よく感じられ、好まれる香りです。
切り花用の品種では最も一般的な香りと考えられます。
典型的なカーネーションの香りです。香料用の精油を得るために栽培されいるカーネーションはこの香りのタイプです。観賞用の品種にはあまり認められません。
農研機構で行った調査では「バニラの香り」として認識されることが多く好まれる香りです。
農研機構で行った調査では香りを感じやすい人と感じにくい人の差が大きい傾向があります。
香りを感じやすい人には甘い(バニラや果物ではない)香りとして好まれる香りです。
このような香りは「Phenolic」と描写されることもありますが、ここでは、日本人が直感的に理解しやすい表現を用いています。
※香りの分類は参考文献の1と2を参考にしました。
また、カーネーションで行った試験結果(参考文献4~7)にもとづいて補足しています。