活動記録:2002(平成14)年度
  • 当該年度のスタッフの活動状況やニュースを新しいものから並べています。
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 ❖ 日本生態学会大会で発表(H15.3.19-23)
2003年3月19-23日にかけてつくば市で開催された日本生態学会第50回大会で鳥獣害研究室から次の発表が行われました。
  • ヒヨドリは山から里に降りるのか?
    山口恭弘
  • 鳥類の生息地としての水田環境 -特徴・問題点・活用-
    吉田保志子・藤岡正博
 ❖ 「カワウ保護管理方策検討調査ワーキング」第2回委員会に出席(H15.3.3)
「カワウ保護管理方策検討調査ワーキング」第2回委員会に藤岡がオブザーバーとして出席しました。
 主催:(財)日本野鳥の会(委託元=環境省)
 日時:2003年3月3日(月)
 場所:(財)日本野鳥の会会議室(渋谷区初台)

 ❖ カワウ保護管理方策検討調査業務ワーキンググループ第1回会議に出席
(財)日本野鳥の会主催、平成14年度カワウ保護管理方策検討調査業務ワーキンググループ第1回会議に藤岡がオブザーバーとして出席しました。
 日時:2003年1月23日(木)
 場所:(財)日本野鳥の会鳥と緑の国際センター リコーホール(日野市)

 ❖ 防除専門技術講習会にて講演(H15.1.21)
全国農業共済協会の防除専門技術講習会にて藤岡が「鳥の生態と被害防止対策」というタイトルで講演してきました。
 日時:2003年1月21日(火)
 場所:全国農業共済会館(東京)

 ❖ かながわ野生動物リハビリテーター養成フォローアップ講座にて講演(H15.1.18)
かながわ野生動物サポートネットワークが主催した「かながわ野生動物リハビリテー ター養成フォローアップ講座」にて藤岡が『フィールドワーカーが語る野生動物(その7)- サギ類』(PDF 468KB)というタイトルで講演してきました。
 日時:2003年1月18日(土)
 場所:自然環境保全センター(厚木市)

 ❖ 「福岡の果樹」に鳥害防除策を執筆
全農福岡県本部が出している『福岡の果樹』2003年1月号において藤岡が「有害鳥獣の防除策(鳥害)」(p.24-25)を執筆しました。

 ❖ 日本鳥学会「鳥の学校」にて講演(H14.12.21-23)
日本鳥学会が開催した「鳥の学校 その1:まずはセンサスから -データの取り方から解析まで-」において吉田が講師を担当しました。

 ❖ 冬期湛水水田シンポジウムにて講演(H14.12.7-8)
宮城県のガン類渡来地で行われた「第2回冬期湛水水田シンポジウム」において藤岡が「田んぼの生かし方-生き物の視点から」というタイトルで講演を行いました。

 ❖ 日本動物行動学会で発表
2002年11月2-4日にかけて、立教大学で行われた日本動物行動学会第21回大会で鳥獣害研究室から次の発表がありました。
  • ヒヨドリの渡りと液果量の関係解明に向けて
    山口恭弘
 ❖ 農業土木学会誌に鳥類調査法について執筆
『農業土木学会誌』に藤岡が「農業土木技術者のための生物調査(その2)-鳥類調査法-」(p.935-940)を執筆しました。

 ❖ 「農業と生活」に果樹を中心とした鳥害対策について執筆
長野県農業改良協会が出している『農業と生活』2002年10月号において、藤岡が「鳥害対策—果樹を中心にして—」(p.18-20)を執筆しました。

 ❖ 日本鳥学会大会で発表(H14.9.14-16)
2002年9月14-16日にかけて、日本大学で行われた日本鳥学会2002年度大会において鳥獣害研究室から次の発表がありました。
  • ヒヨドリの冬期における定着個体と群れ個体の行動様式の違い
    山口恭弘
また吉田は自由集会を二つ企画し、どちらにおいても発表をしました。多数の方が集まり、活発な議論を行いました。
  • 自由集会:「田んぼで鳥の生態学」(企画者:吉田・呉地)
    吉田保志子「シギチドリ類とシラサギ類の水田利用-圃場整備との関わり-」
  • 自由集会:「水田農業とガンカモ類~「対立から共生へ」その鳥学的戦略~」(企画者:呉地・吉田・須川・宮林)
    吉田保志子「ガンカモ類の生息環境としての水田とその変遷」
 ❖ 山口県農作物鳥獣害防止対策研修会にて講演(H14.9.5)
山口県が開催した「農作物鳥獣害防止対策研修会」において山口が「鳥類の生態と被害対策について」というタイトルで講師を担当しました。

 ❖ 九州地区鳥獣害防止対策研修にて講演(H14.8.20)
農水省植物防疫課が主催した「平成14年度第2回九州地区鳥獣害防止対策研修」において、藤岡が「鳥の生態及び被害防止対策について」講師を務めました。

 ❖ 国際鳥学会で発表(H14.8.12-8.17)
2002年8月12日~17日にかけて、中国北京で国際鳥学会会議が開かれました。鳥獣害研のメンバーは次の2つの発表を行いました。
  • Comparison of waterbird abundance in different types of rice fields and set-aside farmlands
    (異なるタイプの水田及び休耕農地における水鳥の豊富さの比較)
    M. Fujioka, H. Yoshida, S.J. Lane, T. Maeda, and J.W. Armacost Jr.(口頭-吉田発表:要旨集p.185)
  • Present status and habitat preference of the Copper Pheasant Syrmaticus soemmerringii
    (ヤマドリの日本における現在の状況と生息環境の選好性)
    Noritomo Kawaji, Yasuhiro Yamaguchi & Hajime Takano(ポスター:要旨集p.341-342)
 ❖ 雑誌「家の光」の鳥獣害対策特集に協力(H14.8)
2002年8月に(社)家の光協会から発行された『家の光9月号』の中の鳥獣害対策特集「ストップ!鳥獣害」に山口が取材協力しました。

 ❖ 「これからの鳥類学」の一部を執筆(H14.7)
2002年7月に裳華房から発行された『これからの鳥類学』の中の15章「農業生態系における鳥類多様性の保全」(p.380-406)を藤岡・吉田が共同執筆しました。

 ❖ 静岡大学で集中講義担当(H14.7)
2002年7月に静岡大学理学部にて藤岡が2日間、15時限の集中講義を担当しました。授業科目は「鳥類の保全生態学」、対象は主に生物系の3・4回生で、冷房のない猛暑の中、45人が受講しました。

 ❖ 日本野鳥の会栃木県支部研究報告に論文掲載(H14.7)
日本野鳥の会栃木県支部研究報告に以下の論文が掲載されました。
  • 深井宣男・亀谷辰朗・山口恭弘・吉田邦男(2002)シベリアアオジ Emberiza spodocephala spodocephala の栃木県標識初記録
 ❖ 「平成13年度有害鳥獣駆除適正化事業検討会」に出席(H14.6.11)
「平成13年度有害鳥獣駆除適正化事業検討会」が6月11日に環境省にて開かれ、藤岡が検討委員として出席しました。環境省鳥獣保護業務室より委託を受けた(株)野生動物保護管理事務所の主催です。
平成13年度に都道府県に対して行われた有害鳥獣駆除についてのアンケート結果をもとに、駆除事業を適正化する上での課題や方向性について話し合われました。

 ❖ 「野鳥」誌にサギの記事を執筆(H14.6)
(財)日本野鳥の会の機関誌「野鳥」2002年6月号(No. 654)に藤岡が「サギ類の特徴とサギ山の研究」というタイトルで執筆しました(p.4-9)。

 ❖ 「鳥獣害の手引き」の鳥害編を執筆(H14.5)
2002年5月に(社)日本植物防疫協会から発行された『鳥獣害対策の手引き』の中の鳥害編(p.91-112)を藤岡・吉田・山口が共同執筆しました。

 ❖ 所の一般公開で展示(H14.4.17)
2002年4月17日、毎年、科学技術週間に行われる筑波農林研究団地一般公開において、リサーチギャラリーで鳥獣害研究室が「鳥についての6つの質問」と「ヒヨドリと木の実と農業被害」というテーマで展示を行いました。


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