活動記録:2004(平成16)年度
  • 当該年度のスタッフの活動状況やニュースを新しいものから並べています。
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 ❖ 第52回日本生態学会大会で発表(H17.3.27-30)
2005年3月27-30日にかけて、大阪国際会議場で行われた第52回日本生態学会大会において鳥獣害研究室から次の発表がありました。
  • 農村地帯におけるハシブトガラスとハシボソガラスの個体数と利用食物の季節変動(ポスター)
    吉田保志子
  • ヒヨドリの渡りを日本の上から眺めたら(ポスター)
    山口恭弘
  • 谷津田で繁殖するサシバ(Butastur indicus)の食物内容の季節変化と主な食物分布の関係(ポスター)
    酒井すみれ、安田雅俊、百瀬浩、藤田剛、樋口広芳
 ❖ 技術講習生が1週間研修(H17.1.24-28)
福島県病害虫防除所の渡邉和弘さんが、2005(H17) 年1月24日~28日にかけて技術講習生として来ていました。主に野外調査に関して研修を受けました。

 ❖ Urban Birds(都市鳥研究会会誌)にヒヨドリについて執筆(H16.12)
都市鳥研究会が出している『Urban Birds(都市鳥研究会会誌)』2004年12月号(Vol.21)に山口が「鳥害研究とヒヨドリの渡り」(p.1)というタイトルで巻頭言を執筆しました。

 ❖ カラスの生態と防除対策について講演(H16.12.8)
福井県で開かれた鳥獣害対策およびとくさい制度研修会において吉田が「カラスの生態と防除対策のポイント」というタイトルで講師を担当しました。当日は約100名の参加者がありました。

 ❖ 日本リモートセンシング学会で発表(H16.12.1-2)
2004年12月1~2日に茨城県日立市の日立シビックセンターで行われた日本リモートセンシング学会で、百瀬が以下の論文を発表しました。
  • 広領域の環境調査にEOS-Terra/ASTER データを活用する場合の効果について
    百瀬浩、亀井慎一郎、藤原宣夫、松江正彦
    日本リモートセンシング学会 第37回学術講演会論文集 p.173-174
 ❖ IUFRO Landscape Ecology2004で講演(H16.10.25-27)
2004年10月25日~10月27日に茨城県つくば市のつくば国際会議場で行われたIUFRO(国際森林研究機関連合)国際ワークショップ、Landscape Ecology 2004, Japan((独)森林総合研究所、国際連合大学が共催)で、百瀬が
Conservation of Biodiversity in Agricultural and Low Mountain Landscape - Habitat Evaluation Using Raptors asIndex of Diversity
と題する招待講演を行いました。世界各国から研究者が集まり、「断片化した森林ランドスケープの保全と管理」を中心テーマとして多くの発表があり、活発な議論が行われました。

 ❖ 第2回関東地域野生鳥獣対策連絡会議に出席、講演(H16.10.14)
「関東地域野生鳥獣対策連絡会議」が10月14日にさいたま新都心合同庁舎にて開かれ、山口が出席しました。今回は環境省、林野庁、農水省から国の施策についての説明があり、ついで、6人の演者からハクビシンやカワウ、地域ぐるみの取り組みなどの説明がありました。山口からは「鳥に関するよくある誤解と被害対策」というタイトルで鳥に関する基本的な情報を提供しました。

 ❖ 農村計画学会筑波地区セミナーにて講演(H16.9.30)
農村計画学会筑波地区セミナー「農村に棲む生きものたちとのつきあいを考える」において吉田が「鳥類の生息地としての水田の重要性」と題する講演を行いました。

 ❖ 第6回四国地域野生鳥獣対策連絡協議会にて講演(H16.9.21-22)
高知県で開かれた第6回四国地域野生鳥獣対策連絡協議会において吉田が「カラス及びヒヨドリの生態と農作物被害防止対策について」というタイトルで講師を担当しました。当日は約80名の参加者がありました。

 ❖ 日本鳥学会2004年度大会で発表(H16.9.17-20)
2004年9月17-20日にかけて、奈良女子大学で行われた日本鳥学会2004年度大会において鳥獣害研究室から次の発表がありました。
  • 播種期の鳥害を防ぐ新しい忌避剤の検討(口頭発表)
    吉田保志子、藤岡正博、山口恭弘、百瀬浩
  • PHSを用いたカラスの移動追跡と環境利用解析(口頭発表)
    中山恵子、森下恵美子、樋口広芳、百瀬浩、藤原宣夫
  • 種子散布者としてのヒヨドリの役割(ポスター)
    山口恭弘
  • オオタカ(Accipiter gentilis)の聴感度閾(口頭発表)
    岩見恭子、山崎由美子、山田裕子、室伏三喜男、百瀬浩、岡ノ谷一夫、飯塚康雄、藤原宣夫
  • 里山に住む猛禽類の生態と保全(第4回)ハチクマの生態と保全(自由集会)
    百瀬浩、中村浩志
 ❖ 第7回日本水環境学会シンポジウムで講演(H16.9.13)
百瀬が2004年9月13日東京の早稲田大学理工学部で行われた第7回日本水環境学会シンポジウム「風景から水環境保全を考える」に出席し、「農村・里山景観と生物多様性の保全」と題する招待講演を行ないました。

 ❖ 「農業日誌」の中の日誌のしおりを執筆(H16.9)
2004年9月に(社)全国農林統計協会連合会から発行された『平成17年版、農業日誌』において、山口が「木の実の数とヒヨドリの移動」(10月13,14日のページ、p330-331)というタイトルで「日誌のしおり」を執筆しました。

 ❖ 「鳥類学辞典」の一部を執筆(H16.9)
2004年9月に昭和堂から発行された『鳥類学辞典』の中の一部の項目を百瀬、山口が執筆しました。

 ❖ 第51回日本生態学会で発表(H16.8.25-29)
2004年8月25-29日にかけて、釧路市観光国際交流センターで行われる第51回日本生態学会大会において鳥獣害研究室から次の発表がありました。
  • 冬に山から里へ降りるヒヨドリの事情
    山口恭弘
 ❖ 日本農業新聞に鳥獣害対策の記事を執筆(H15.8.19)
2004年8月19日の農業新聞、広告企画の中で、「防長網で確実に遮断-費用対効果ふまえ検討を-」というタイトルで被害対策について解説しました。

 ❖ 北陸地域野生鳥獣対策連絡協議会に出席(H16.8.12)
「北陸地域野生鳥獣対策連絡協議会及び北陸地域野生鳥獣対策ネットワークの設立総会」が8月12日に金沢広坂合同庁舎(金沢市)にて開かれ、山口が出席しました。野生鳥獣の保護・管理・防除に関わる者が一堂に会し、野生鳥獣に対する適切な保護・管理および効果的な被害防止対策のあり方等について討論しました。

 ❖ 中央農業総合研究センターニュースに研究情報を執筆(H16.8)
2004年8月号の中央農業総合研究センターニュース、研究情報において、山口が「木の実の豊凶からみえてくるヒヨドリの移動と被害発生」という題で、現在進めている『ヒヨドリの渡来数予察システムの開発』の紹介とこれまでの結果について紹介しました。

 ❖ 夏休み特別公開、科学振興コーナーに展示(H16.7.31)
中央農業総合研究センター・作物研究所・野菜茶業研究所が7月31日(土)に夏休み特別公開を開催しました。鳥獣害研究室では科学振興コーナーで「鳥の羽のひみつ!?」と題して、様々な鳥の羽の展示や、羽の微細構造や羽につくウモウダニを顕微鏡で見てもらいました。

 ❖ 「農耕と園藝」8月号に鳥害対策を執筆
誠文堂新光社が出している『農耕と園藝』2004年8月号(59巻、8号)において、山口・吉田が「鳥害はなぜ起こるのか?-ヒヨドリとカラス類の生態と被害対策」(p.160-163)を執筆しました。

 ❖ 第1回関東地域野生鳥獣対策連絡会議に出席(H16.5)
「関東地域野生鳥獣対策連絡会議」が5月28日にさいたま新都心合同庁舎にて開かれ、山口が出席しました。野生鳥獣の保護・管理・防除に関わる者が一堂に会し、野生鳥獣に対する適切な保護・管理および効果的な被害防止技術についての情報交換の場として位置づけられています。

 ❖ 農業技術にヒヨドリについて執筆(H16.4)
(財)農業技術協会が出している『農業技術』2004年4月号(59巻、4号)において、山口が「ヒヨドリの全国移動と農作物被害」(p.173-178)を執筆しました。


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