活動記録:2012(平成24)年度
  • 当該年度のスタッフの活動状況やニュースを新しいものから並べています。
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 ❖ カラスの生態と被害対策について講演(H25.3.12、H25.3.22)
愛知県豊橋市鳥獣被害対策協議会主催の「鳥獣被害対策研修会」および、石川県金沢市農業センター主催の「鳥害対策研修会」において、吉田がカラスの生態と被害対策について講師を担当しました。当日はそれぞれ約55名と45名の参加者がありました。

 ❖ 「果実日本」に記事を執筆(H25.2.15)
日本園芸農業協同組合連合会が発行する「果実日本」2013年2月号に、吉田が『果樹園のカラス対策「くぐれんテグス君」(鳥獣害から果樹園を護る第70回)』(p99-102)を執筆しました。

 ❖ 「平成24年度鳥獣被害防止対策フォーラム」で講演(H24.11.26)
徳島県および徳島県鳥獣被害防止センター主催の「平成24年度鳥獣被害防止対策フォーラム」において、百瀬が「イノシシを中心とする獣害対策について」、吉田が「果樹の鳥害対策~カラス対策「くぐれんテグス君」ほか」というタイトルで講師を担当しました。当日は約60名の参加者がありました。

 ❖ 「全国農業新聞」に記事を執筆(H24.10.26)
全国農業会議所が発行する「全国農業新聞」10月26日号(第4面)に、吉田が『鳥獣害を防ぐ(7)鳥類』を執筆しました。

 ❖ 愛媛県鳥獣害対策技術指導研修会で竹内が講義(H24.10.25)
愛媛県主催の「第2回鳥獣害対策技術指導研修会」において、竹内が「イノシシ、ハクビシンの生態を被害対策について」というテーマで講義を行いました。

 ❖ 「茨城猪塾」で竹内が第6回講義を担当(H2410.23)
茨城県主催の「茨城猪塾」第6回において、竹内が「課題解決のための合意形成」というテーマで講義を行いました。また、実習では、「合意形成のための話し合い」を行いました。

 ❖ パンフレット「農研機構の鳥害対策」を配付・公開(H24.10.15)
「くぐれんテグス君」と「防鳥網の簡易設置技術」の概要を紹介したカラー8頁のパンフレット「農研機構の鳥害対策」を印刷し、農林水産省の各地方農政局、都道府県を通じて、地域の鳥獣害担当部署に配布しました。希望者には、中央農業総合研究センター情報広報課に直接FAXでお申込みいただければ無償で配布します(部数に限りがあるため配布は先着順となります。FAX番号029-838-8858)。

 ❖ 果樹園のカラス対策「くぐれんテグス君」設置マニュアルを公開(H24.10.15)
テグスと防鳥網の組み合わせで果樹園へのカラス侵入を抑える、簡易で有効なカラス対策「くぐれんテグス君」の設置マニュアルを公開しました。ぜひダウンロードしてお役立て下さい。

 ❖ 「ニホンジカ対策フォーラム」で竹内が講演(H24.10.2)
岩手県遠野地方有害鳥獣駆除協議会主催、岩手県環境生活部自然保護課共催の「ニホンジカ対策フォーラム~もっと知ろう 野生動物のこと~」において、竹内が「地域ぐるみの獣害対策」というタイトルで基調講演を行いました。また、その後に行われたパネルディスカッション「ニホンジカ対策にどのように取り組むか」のアドバイザーとしても参加しました。

 ❖ 「茨城猪塾」で竹内が第5回講義を担当(H24.9.25)
茨城県主催の「茨城猪塾」第5回において、竹内が「集落での対策(人慣れ・無意識の餌付けの防止)」というテーマで講義を行いました。また、実習では、「集落点検実習」」を行いました。

 ❖ 日本鳥学会2012年度大会で発表(H24.9.14-17)
東京大学で開かれた日本鳥学会2012年度大会において、鳥獣害管理から以下の発表がありました。
  • カラスの侵入を抑えるテグスの設置間隔と果樹園における設置方法
    ○ 吉田保志子・佐伯緑・百瀬浩(農研機構・中央農研・鳥獣害)
  • スズメは1日にどれくらい食物を摂るのか
    ○ 山口恭弘・百瀬浩(農研機構・中央農研)・吉川圭子(環境省、水・大気環境局)
  • サシバ(Butastur indicus)はどのような時に針葉樹の枝を巣に持ってくるか
    ○ 酒井すみれ(酪農学園大・生命環境)・安田雅俊(森林総研)・百瀬浩(中央農研・鳥獣害研)・樋口広芳(慶應大・政策)
  • 農地環境と都市環境における、スズメの巣内雛の食性の比較
    ○ 笠原里恵1・松井 晋1・東信行2・山口恭弘3・三上 修4・上田恵介1(1立教大・理・動物生態, 2弘前大・農・生物, 3中央農研・鳥獣害,4岩手医科大・共通教育)
 ❖ 「茨城猪塾」で竹内が第4回講義を担当(H24.8.21)
茨城県主催の「茨城猪塾」第4回において、竹内が「集落の守り方と防護柵の設置(守れる農地の作り方)」というテーマで講義を行いました。また、実習では、「防護柵の設置実習」」を行いました。

 ❖ TACアグリビジネススクールで竹内が講義を担当(H24.8.8)
JA全農主催の平成24年度第3回TACアグリビジネススクールにおいて、竹内が「鳥獣害に強い集落づくり」というテーマで講義を行いました。

 ❖ 「茨城猪塾」で竹内が第3回講義を担当(H24.7.17)
茨城県主催の「茨城猪塾」第3回において、竹内が「イノシシ(ハクビシン・アライグマ)の生態と被害の識別」というテーマで講義を行いました。また、実習では、「痕跡調査、センサーカメラの設置」を行いました。

 ❖ 「哺乳類科学」に論文を執筆(H24.7)
「哺乳類科学」第52巻 1号に、山崎(茨城県博)、佐伯が『携帯電話GPS端末を利用したアライグマの行動追跡の実用性について』(p47-54)を執筆しました。約300gのGPS端末を首輪につけてアライグマの行動を追跡した結果を発表しています。

 ❖ 「茨城猪塾」で第2回講義を担当(H24.6.19)
茨城県主催の「茨城猪塾」第2回において、竹内が「支援者として解決すべき問題をどうとらえるか」というテーマで講義を行いました。

 ❖ 「茨城猪塾」で竹内が第1回講義を担当(H24.5.29)
茨城県主催の「茨城猪塾」第1回において、竹内が「獣害対策の考え方」「農家が自立して行う対策への支援」というテーマで講義を行いました。

 ❖ 「中央農研市民講座」で発表カラスの生態を紹介(H24.5.12)
「第56回中央農研市民講座」で、吉田が『身近な鳥カラスの暮らし』を発表しました。当日は約50名の参加者あり、みなさん熱心に聞いておられました。

 ❖ 「日本鳥学会誌」に論文を執筆(H24.4)
「日本鳥学会誌」第61巻 1号に、山口、吉田、斎藤、佐伯が『鳥類によるヒマワリ食害』(p124-129)を執筆しました。中央農研のヒマワリ圃場でヒマワリを採食している鳥を観察したところ、最も多かったのがカワラヒワで少数ながらスズメやキジバトも採食していたことを報告しています。


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