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積雪下で株枯れを引き起こし、関東以北に分布する糸状菌病。積雪下の茎葉が軟化・枯死し、ピンク色に見える。菌核は形成しない。非積雪地域の芝地でも、発生が報告されている。病原菌はマイコトキシンとして、ニバレノールおよびデオキシニバレノールを産生するとされてきたが、最近の研究で少なくとも日本産の菌は産生しないことが分かっている。 |
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積雪下で株枯れを引き起こし、主に北海道で発生する重要病害。病徴は黒色小粒菌核病と類似するが、枯死部表面に形成される菌核が粟粒大、赤褐色である点が異なる。菌核は枯死植物の茎、葉、根などに形成される。病原菌は黒色小粒菌核病菌と近縁だが、より腐生性が強く、黒色小粒が発病した後に侵入し、混発するとされる。 |
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イネ科植物の内生菌(エンドファイト)であるため、一般的に無病徴で、感染した植物は非感染植物と区別がつかない。葉身や葉鞘などで、無色で分枝が少なく捻れた菌糸が植物細胞間隙を進展する。種子内にも侵入し、菌糸がデンプン粒間を進展して、次世代への感染源となる。わが国では1990年代からトールフェスクのエコタイプ等で確認されている。感染した植物は、耐虫性、耐病性および環境ストレス耐性などを獲得する。 |