開発評価試験対象機種 作物生育情報測定装置 穀物収穫情報測定装置 土壌サンプル粉砕篩分装置
セルトレイ苗挿し木装置 傾斜地果樹用多目的モノレール 搾乳ユニット自動搬送装置
平成15年度
細断型ロールベール

土壌サンプル粉砕篩分装置
−土壌分析の前処理を省力化―

 


特徴
 人力で行われる事の多い腕の疲れる粉砕篩分け作業を、粉塵の発生も少なく、高能率で行う装置。

機械の概要
  1. ホッパ内に土壌分析用の風乾燥土壌を供給し、一対の6角柱からなる粉砕ローラと振動篩で粉砕・篩分けを行う装置。

  2. 粉砕ローラが左右に開いて礫を逃すため、礫の多い土でも円滑な作業が可能。

  3. 粉塵の発生が少なく、粗大有機物のサンプルへの混入も少ない

  4. 350gの土壌を投入し200g程度篩分ける作業を、目開き2mmの篩仕様時で約2分で行う。作業能率は人力作業の3〜4倍。

メリット
  1. 精密土壌分析に供試する風乾土壌サンプルを人力作業の3〜4倍の高能率で行える。

  2. 土壌分析作業の省力化により、適正施肥による農作物の増収・高品質化や環境負荷の低減に貢献することが期待される。

販売企業
富士平工業(株)

 平成15年度の現地評価試験の成果を踏まえ、平成16年度から販売開始。