開発評価試験対象機種 作物生育情報測定装置 穀物収穫情報測定装置 土壌サンプル粉砕篩分装置
セルトレイ苗挿し木装置 傾斜地果樹用多目的モノレール 搾乳ユニット自動搬送装置
平成15年度
細断型ロールベール

レタス収穫機
−キク穂の下葉を取ってらくらく挿し木―

 


特徴
 キクの穂の下葉を取り除き、効率良く自動的にセルトレイに植付けする装置。

機械の概要
  1. あらかじめ下葉の処理されたキク穂を植付ける標準型と、下葉を除去する機能を有する下葉除去形がある。

  2. 輪ギクのほか、スプレーギク、小ギクにも対応でき、汎用性が高い。

  3. 標準型は、最高挿し木速度5200本/h、欠株率0.5〜2.7%、作業能率1370〜3030本/h・人(慣行手作業の1.1〜2.4倍)の性能。

  4. 下葉除去形は最高挿し木速度3000本/h、欠株率0.8〜4.5%、作業能率1490〜2370本/h・人(慣行手作業の1.5〜2.4倍)、下葉除去枚0.3〜1.2枚/本の性能。

  5. 装置で挿した穂は、手挿ししたものに比べ発根や生育の遅れはない。

メリット
  1. キク穂を周回するカップに投入するだけで、下葉除去とセルトレイへの挿し木ができ、植付け作業の能率向上と労働負担の軽減が可能。

  2. セルトレイで育苗することで良質な苗生産に貢献。

販売企業
井関農機(株)、ヤンマー農機(株)

 平成15年度の現地評価試験の成果を踏まえ、平成16年度から販売開始。