始まりの春
H21年4月 志藤 博克
この4月から担当になりました志藤と申します。これまで12年間、飼料生産用機械の開発を担当していましたが、それ以前は型式検査や安全鑑定の業務に5年間携わっていましたので、久々に安全関係の仕事に就くことになります。とは言え、なにぶんにも干支が一周していますので、新人のような気持ちでチャレンジさせて頂こうと思います。
当研究単位を担当するにあたっては、現場主義を基本に取り組んでゆく所存です。理想は「働く喜びを素直に感じられる農業の実現」です。働く喜びは、まず第一に安定的な経営をもたらす収益が得られること、そして健康を阻害するような労働負荷や危険がないこと等で初めて得られるものと考えます。従いまして、私たちが開発する安全装置等は、収益をもたらす性能と安全性・快適性を高い次元で両立することが必要となります。容易ならざる課題ですが、鋭意取り組みますので、皆様のご指導を賜りますようよろしくお願い申し上げます。