悪天候のときは焦らずに
H24年10月 皆川 啓子
秋の農作業安全運動期間中です。秋の作物収穫作業がピークになる時期は日が短くなる時期と重なり、天候と時間との戦いではあると思いますが、作業に余裕を持って安全第一でお願いします。
秋は天候が不安定な上に、近年は集中豪雨や台風等による土砂災害や増水による災害が多く、被害にあわれた方もいらっしゃると思います。心よりお見舞い申し上げます。
悪天候のときは作物の様子が気になるかもしれませんが、極力圃場に出かけることはしないようにしましょう。テレビ等では、様子を見に行って転倒してしまい怪我をした、雷に打たれた、増水した川にのまれてしまったという悲しいニュースを見聞きすることが多いです。「自分は大丈夫」と思わず、状況が収まったことが確認されるのを待ってから様子を見に行って下さい。河川や用水付近では雨が降っていなくても、上流の天候次第で急激に増水することがあるので気をつけましょう。
また、雨の降った後は路肩が崩れやすくなっていたり、ぬかるみが発生していたりします。圃場への移動も含め、雨上がり後の作業は充分気を付けてくださるようお願いします。