食と農の科学館ガイドブログ、気付けばずっと更新が止まっておりました。もうすっかり冬になってしまいました。。。
この4月に農研機構は、農業生物資源研究所・農業環境技術研究所・種苗管理センターと統合して、新しい組織に生まれ変わりました。
それ以来、ガイドは大忙しで駆け回っておりました!
今年度の活動の様子を一気にご紹介します。
まずは、「研究者から講義を受けたい!」と予約を入れてくださった皆さんです。
このような特別な見学について、出来るだけ希望通りになるよう調整し準備することも食と農の科学館ガイドのお仕事なんです。
講義が出来るかどうかは研究者のスケジュール次第ですが・・・タイミングが合えば、希望のお話が聞けるかも知れません。
最近は、高校生から「キャリアパス」のお話を組み込んで欲しいという要望が多く、若い研究者がどういう道を歩んできたか、教訓を交えて(?)お話をすることもあります。
根粒菌についての講義。実際に植物の根に付いている根粒菌を顕微鏡で観察しました。
栗の育種や来歴などに関する講義。DNAに関してお話を聞きました。
アメリカの高校生も来館し、見学・講義を受けました。
もちろん、研究者からのお話も、食と農の科学館ガイドも英語を使います。
生徒の皆さんはとっても積極的に質問をしてくれて、活気のある時間を過ごしました。
今年は前述の統合によって、春の一般公開は開催することが出来ませんでしたが、夏休み公開は開催しました!
2016年度 夏休み公開
メディアアーティストのスプツニ子!さんも来館されました!農研機構 生物機能利用研究部門が開発した「蛍光シルク」を用いたアート作品も発表しているスプツニ子!さん。蛍光シルク以外の研究成果についても熱心に聞き入ってくれました。
ここで紹介した見学以外にも、小学生から大学生までの学生団体や、農業団体、企業の方々の訪問を多数受入れました。また、展示の入れ替えをしたコーナーもございます。
師走も後半。寒さも一段と厳しくなってまいりました。皆さまも体調など崩されませんようご自愛くださいませ。
来年もどうか良いお年をお迎えください。