プレスリリース
(お知らせ)成果事例こぼれ話 第54話の公表(ビールの鮮度が劣化しにくい大麦新品種「ニューサチホゴールデン」)

情報公開日:2024年3月21日 (木曜日)

ポイント

  • 実需者であるビール会社からの要望に応えた、ビールの香りや味が劣化しにくい新たなビール大麦品種「ニューサチホゴールデン」が平成30年に品種登録されました。
  • 本品種は、栃木県、滋賀県及び京都府で栽培されており、とくにビール大麦生産量日本一の栃木県で普及が進んでいます。

概要

生研支援センターでは、農林水産業や食品産業の分野で新事業の創出や技術革新を目指す研究に資金を提供しており、得られた研究成果を広く知っていただくため、これまでの研究成果を分かりやすく紹介する「成果事例こぼれ話」を作成・公表しています。

今回、紹介するのは、栃木県農業試験場を代表機関とする研究グループが、実需者であるビール会社からの要望に応え、ビールの香りや味が劣化しにくい新たなビール大麦品種「ニューサチホゴールデン」を育成し、品種登録された研究成果です。

「ニューサチホゴールデン」は、現在、栃木県、滋賀県及び京都府で栽培されており、とくにビール大麦生産量日本一の栃木県で普及が進んでいます。

今後、「ニューサチホゴールデン」の普及がさらに進むことで、質・量の両面で実需者のニーズにあった国産ビール大麦の生産が推進されることが期待されます。

詳しい内容は以下のURL又は別紙をご覧ください。
https://www.naro.go.jp/laboratory/brain/contents/fukyu/episode/episode_list/162245.html

これまでに紹介した研究成果は以下のURLをご覧ください(全54話掲載)。
https://www.naro.go.jp/laboratory/brain/contents/fukyu/episode/index.html