農研機構

特集

農研機構の鳥獣害研究

日本での野生鳥獣による農作物被害額は約155億円にも上ります(2021年度、農林水産省)。

その被害はシカ、イノシシ、アライグマなどの大型・中型の獣類から、カラスやスズメ、カモ類といった鳥類まで多岐にわたり、鳥獣それぞれに適した対策が求められています。

今号では、研究員一人ひとりがどのような視点で課題に取り組んでいるのか、「 農研機構の鳥獣害研究」に迫ります。

グラフ:鳥獣種による農作物被害額の推移 農林水産省の調査結果より作成

今号の特集では 農研機構 畜産研究部門 動物行動管理研究領域 動物行動管理グループ の研究を紹介します。

contents
特集 農研機構の鳥獣害研究

特集1 相手を知る研究

  • シカが増えた理由を調べる
  • イノシシが牧草を食べるか確かめる
  • 生息数や繁殖を調べる
  • 加害鳥を突き止める

特集2 対策技術の研究

  • シカの侵入対策研究
  • イノシシの侵入対策研究
  • カラス・スズメの侵入対策研究
  • 生息環境管理計画のための研究

インタビュー 究める人

畜産研究部門 動物行動管理研究領域 動物行動管理グループ
藤本 竜輔 主任研究員

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