生物系特定産業技術研究支援センター

革新的技術開発・緊急展開事業 (うち先導プロジェクト)平成28年度単年度評価 概要

革新的技術開発・緊急展開事業 (うち先導プロジェクト)において、平成28年度に実施した研究課題の成果についての単年度評価を、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(以下「農研機構」という。)競争的資金事業実施規程(15規程第73号)及び「革新的技術開発・緊急展開事業 (うち先導プロジェクト) 」研究課題評価実施要領(28生セ第0815001号)に基づき、下記のとおり単年度評価を実施しましたので、その概要を公表します。

畜産・酪農分野

課題番号 研究開発計画名 単年度評価
課題1 国産和牛肉の新たな差別化のための評価指標及び育種手法の開発 当該年度の目標を達成し、予定した成果が得られた。
課題2-1 国際競争力強化に向けた黒毛和種短期肥育技術の開発 当該年度の目標を達成し、予定した成果が得られた。
課題2-2 胎児期と初期成長期の代謝プログラミングによる和牛肥育期間の大幅な短縮技術の開発 当該年度の目標を達成し、予定した成果が得られた。
課題3 ICT等を活用した周年親子放牧による肉用子牛生産の省力化・低コスト化技術の開発 当該年度の目標を上回り、良好な成果が得られた。
課題4 乳用牛の健全性向上のための泌乳平準化技術の開発 当該年度の目標を達成し、予定した成果が得られた。
課題5 次世代型ロボットによる視覚・体内から捉える飼養管理高度化システムの開発~搾乳ロボット及びセンシング技術の活用による個体情報高度活用システムの開発に向けて 当該年度の目標を上回り、良好な成果が得られた。
課題6 無人航空機(UAV)とロボットトラクタを活用した省力的牧草生産技術体系の確立 当該年度の目標を達成し、予定した成果が得られた。
課題7 国産豚肉差別化のための「おいしさ」の評価指標と育種改良技術及び飼養管理技術の開発 当該年度の目標を達成し、予定した成果が得られた。

園芸分野

課題番号 研究開発計画名 単年度評価
課題1 果実生産の大幅な省力化に向けた作業用機械の自動化・ロボット化と機械化樹形の開発 当該年度の目標を達成し、予定した成果が得られた。
課題2-1 ロボット・ICT技術を活用した野菜生産の労働ピーク削減化技術の開発 当該年度の目標を達成し、予定した成果が得られた。
課題2-2 露地野菜の集荷までのロボット化・自動化による省力体系の構築 当該年度の目標を達成し、予定した成果が得られた。
課題3 国産果実の新たな需要を喚起する育種素材の創出および加工技術の開発 当該年度の目標を達成し、予定した成果が得られた。
課題4-1 国産果実の供給期間拡大を目指した鮮度保持・栽培技術の開発 当該年度の目標を達成し、予定した成果が得られた。
課題4-2 船便の大幅な低コスト化を実現する革新的鮮度保持資材の研究・開発 当該年度の目標を達成し、予定した成果が得られた。
課題5 茶における輸出相手国の残留農薬基準値に対応した防除技術の開発 当該年度の目標を達成し、予定した成果が得られた。
課題6 海外市場の飛躍的拡大を目指す高品質抹茶の低コスト製造技術およびカフェインレス茶系統の開発 当該年度の目標を達成し、予定した成果が得られた。

水田作分野

課題番号 研究開発計画名 単年度評価
課題1 米の市場開拓に向けた機能性を賦与した高圧加工米の開発 当該年度の目標を達成し、予定した成果が得られた。
課題2-1 業務用米等の生産コスト低減に向けた超多収系統の開発 当該年度の目標を達成し、予定した成果が得られた。
課題2-2 海外遺伝資源等を活用した極多収大豆育種素材の開発 当該年度の目標を達成し、予定した成果が得られた。
課題2-3 DNAマーカー技術を利用した業務用ハイブリッドライスの開発 当該年度の目標を達成し、予定した成果が得られた。
課題3 畦畔自律走行小型エンジン草刈りロボットの開発 当該年度の目標を達成し、予定した成果が得られた。

畑作分野

課題番号 研究開発計画名 単年度評価
課題1-1 北海道畑作で新たに発生が認められた難防除病害虫ジャガイモシロシストセンチュウおよびビート西部萎黄ウイルスに対する抵抗性品種育成のための先導的技術開発 当該年度の目標を達成し、予定した成果が得られた。
課題1-2 ジャガイモシロシストセンチュウ等に対する革新的な新規作用機構の線虫剤開発 当該年度の目標を達成し、予定した成果が得られた。
課題2 かんしょ直播栽培の実用化に向けた優良系統と省力機械化栽培技術の開発 当該年度の目標を達成し、予定した成果が得られた。
課題4 南西諸島のサトウキビ生産安定化に貢献する育種素材の開発 当該年度の目標を達成し、予定した成果が得られた。

水産分野

課題番号 研究開発計画名 単年度評価
課題1-1 水産物の国際競争に打ち勝つ横断的育種技術と新発想飼料の開発 当該年度の目標を上回り、良好な成果が得られた。
課題1-2 窒素固定能に着目した植物加工残渣由来早期養成飼料の開発 当該年度の目標を上回り、良好な成果が得られた。

林野分野

課題番号 研究開発計画名 単年度評価
課題1 要求性能に応じた木材を提供するため、国産大径材丸太の強度から建築部材の強度を予測する技術の開発 当該年度の目標を達成し、予定した成果が得られた。
課題2 ICT技術やロボット技術を活用した高度木材生産機械の開発 当該年度の目標を達成し、予定した成果が得られた。
課題3 造林作業の負担軽減のための林業用アシストスーツの研究開発 当該年度の目標を達成し、予定した成果が得られた。

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