イベント・セミナー

アグリビジネス創出フェア2022で研究成果を紹介します。

情報公開日:2022年10月19日 (水曜日)

生研支援センターは、アグリビジネス創出フェア2022 (主催 : 農林水産省) に出展し、委託研究事業から得られた新たな製品・技術等の成果を紹介します。

皆様のご来場をお待ちしています。

展示会の概要

会場展示

日程 : 2022年10月26日(水曜日)~10月28日(金曜日) 10時開場、17時閉場

会場 : 東京ビッグサイト 西展示棟西1ホール(〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1)

オンラインサイト展示

公開期間 : 2022年9月29日(木曜日)~2023年3月15日(水曜日)
https://agribiz.maff.go.jp/(外部リンク : アグリビジネス創出フェア)

展示会への参加には下記サイトでの事前登録が必要です。
https://agribiz.maff.go.jp/register(外部リンク : アグリビジネス創出フェア)

生研支援センターの出展内容及び講演・セミナー

出展内容(生研支援センターの展示はAホール「総合ゾーン」総31、総32)

〇ムーンショット目標5『2050年までに、未利用の生物機能等のフル活用により、地球規模でムリ・ムダのない持続的な食料供給産業を創出』の達成に向け推進している6つの研究開発プロジェクトを紹介します。

〇また、生研支援センターブースでは実施している事業の成果についても紹介します。

(イノベーション創出強化研究推進事業)
・植物生育診断技術に基づくイチゴ培地レス栽培技術の確立
・高アミロース米粉を利用した粥ゼリー -嚥下食用米粉の開発-

(革新的技術開発・緊急展開事業)
・モノづくりで培った自動化・ロボット技術によるトマト収穫ロボット
・「米の市場開拓に向けた機能性を賦与した高圧加工米の開発」
新しい機能米「高圧加工米」の生活習慣病予防効果

(スタートアップ総合支援プログラム)
・機能性腸内細菌を活用した新たな生物育種技術の開発

(戦略的スマート農業技術等の開発・改良)
・"100m先でも誤差2cm"の精度目標を達成 スマートグラス用農作業補助アプリの開発

(民間実用化研究促進事業)
・ロボットが匠の技で豚枝肉の脱骨作業を支援
・複数の堆肥成分を迅速に測定可能な堆肥成分測定装置

(事業化促進事業)
・竹などの未利用バイオマスや、廃棄される残渣からバイオコークスを製造!化石資源の代替が可能!
・これまでの「バッテリ」常識を変えるナノテクによる「新キャパシタ」素材

〇併せて、生研支援センターで実施している戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)からも出展します。
https://www.naro.go.jp/laboratory/brain/sip/sip2/news_list/2022/155144.html(SIPの展示案内URL)

講演・セミナー

開催期間中、生研支援センターの事業に関する講演・セミナーを行います。

10月26日(水曜日)14:15~16:00 メインステージ
「SIPスマートバイオ産業・農業基盤技術」及び「ムーンショット型農林水産研究開発事業」セミナー

1.「SIPスマートバイオ産業・農業基盤技術」の成果から ~ukabis,データ駆動型作物開発~
内容 : 農産物などの生産から食品流通までの情報を一元管理できるスマートフードチェーンプラットフォーム「ukabis」、及び新たなバイオ技術を取り入れ消費者に求められる品種改良を素早く行うデータ駆動型作物開発の取り組みを紹介します。
演者 : SIPプログラムディレクター 一般財団法人バイオインダストリー協会参与 小林 憲明
慶応義塾大学 環境情報学部 教授 神成 淳司
農研機構 作物研究部門所長 石本 政男
2.ムーンショットで実現する2050年の食と農の世界 (対談) ~おいしく食べ続けているために~
内容 : 『ムーンショットで実現する2050年の食と農の世界~おいしく食べ続けているために~』と題して、ムーンショット事業の進め方や将来展望について、東京農工大学学長の千葉一裕様と、株式会社 office 3.11代表取締役の井出留美様による対談をお送りします。
演者 : プログラムディレクター 東京農工大学 学長 千葉 一裕
株式会社 office 3.11 代表取締役 井出 留美

10月28日(金曜日)10:30~11:30 セミナーC 会場
イノベーション創出強化研究推進事業 セミナー

内容 : 「イノベーション創出強化研究推進事業」では、異分野のアイデア・技術等を農林水産・食品分野に導入し、革新的な技術・商品・サービスを生み出す研究や、研究成果の迅速な実用化・事業化を図る実証研究を支援しています。本セミナーでは、本事業の研究成果の中から3つの研究成果を紹介します。
①高アミロース米粉を活かした嚥下障害者・高齢者のための嚥下食の開発
農研機構 食品健康部門 芦田 かなえ
②高精度フェノタイピングに基づくイチゴ培地レス栽培技術の確立
豊橋技術科学大学 教授 高山 弘太郎
③光周期を調節して成熟を抑制する魚介類養殖手法の開発
水産機構資源研究所 鵜沼 辰哉