生物系特定産業技術研究支援センター

革新的技術創造促進事業(事業化促進)

「革新的技術創造促進事業(事業化促進)」第二次募集における研究実施機関の決定について

 生物系特定産業技術研究支援センター(以下、「生研センター」という。)は、平成25年度補正予算及び平成26年度予算により措置された「革新的技術創造促進事業(事業化促進)」において、以下の研究実施機関を採択することを決定しました。

 No. 研究課題名 研究実施機関名
1 コストを低減した活魚輸送技術(活魚の麻酔コンテナ輸送システム) マリンバイオテクノロジー株式会社
(福岡県宗像市)
2 高品質ならびに酸化ストレス抑制高級牛生産飼料の開発 アイシン共聴開発株式会社
(東京都西東京市)
3 家畜ふん尿由来のバイオガスの新用途に向けた精製・貯蔵技術等の開発 株式会社巴商会
(東京都大田区)
4 木質バイオマス蒸気ボイラーと外燃型蒸気ロータリー発電エンジン
による小規模独立発電&熱利用システムの研究開発
株式会社イクロス
(大阪府堺市)
5 RT(ロボット技術)とICT(情報通信技術)による収穫後から出荷までの
自動化・省力化システムの試験研究
株式会社タカハタ電子
(山形県米沢市)

 

 「革新的技術創造促進事業(事業化促進)」は、生産現場や民間の技術開発ニーズ及び消費者ニーズに基づき、優れた生物系特定産業技術の事業化に向けた研究開発を行おうとする民間企業等にその研究実施を委託し、その成果の製品化・新事業の創出を促進しようとするものです。

 生研センターは、研究開発を行う企業などに研究費(研究期間3年以内、1課題当たり年間1億円以内)を支出し、開発が成功した場合は支出した研究費の全額の返済を求め、開発不成功の場合は研究費支出の10%の返済を求めます。

 公募(二次募集)は、平成26年8月1日(金曜日)から9月1日(月曜日)まで行い、7件の応募がありました。募集締切後、外部専門家からなる評議委員会にて厳正な審査を行い、上記の研究実施機関を採択することとしました。
 今後、契約が締結され次第、研究開発を開始する予定です。