研究委託先企業
研究課題の概要
刈草や剪定枝など草本系バイオマスの多くが未利用であり、高額な処理・処分費や繁殖による環境負荷などが課題であります。圧縮・加熱して高密度・高強度のバイオコークス化することで、輸送と保存に優れた固形燃料ができ、熱エネルギーとしてビニールハウスの暖房熱源などに有効活用が可能となる技術の研究・実用化への開発を行いました。これにより原料のほぼ全量が燃料として利用できます。また、お茶かすやコーヒーかすなどのやっかいな廃棄物もバイオコークス化して有効に利用できます。
研究成果の発表
本装置により、かさばる草本系バイオマスを輸送と保存に優れたバイオコークスとすることで、ほぼ100%燃料化できます。本事業では、原料・製造・利用などのさまざまなステークホルダーとの調整・連携を進めながら、地域の活性化を目指しています。
実用化に向けての参考情報
紹介動画
![]() YouTube【BRAINChannel】 竹などのかさばるバイオマスをコークスとして100%燃料化 |
刈草や剪定枝など草本系バイオマスをバイオコークス化、輸送と保存に優れた固形燃料ができています。熱エネルギーとしての有効活用が可能となる技術の研究・実用化への開発を行っています。