1999年度 中間評価結果
(東京大学大学院薬学系研究科 入村達郎)
ヒト体内で機能しているレクチン(マクロファージレクチン)がムチンのペプチド上に配列された糖鎖コードを認識して特異的に結合することや、ムチン糖鎖コードの生合成が極めて厳密に制御されていることを明らかにした。これらはバイオメディカルサイエンスの研究成果として優れたものであり、高く評価できるが、農林水産業との関連が明確でない。残された期間で農業との接点への道筋を明確にする必要がある。