生物系特定産業技術研究支援センター

メールマガジン

2017年10月12日号(臨時)

平成29年10月12日発行(臨時)

本メールマガジンでは、当センターが行う研究資金業務に関連する情報や関連イベント等の情報を配信しています。
今回は生研支援センターに関係するトピックを掲載いたしました。ぜひご覧ください。

「農研機構」は、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構のコミュニケーションネームです。また、生研支援センターのフルネームは、生物系特定産業技術研究支援センターです。

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■ トピック
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◯下記公募につきましては、生研支援センター(研究資金業務関係)メールマガジン 2017年9月20日号(臨時) においてもお知らせいたしましたが、公募締切日が近づいて参りましたので、改めてお知らせいたします。

「知」の集積と活用の場による革新的技術創造促進事業(異分野融合発展研究)公募について

生研支援センターは、農林水産省が定める「農林水産研究基本計画」等に則しつつ、民間企業、大学、国立研究開発法人、都道府県の試験場、地方独立行政法人等による生物系特定産業技術に関する研究開発を支援しています。平成29年度予算で措置された「『知』の集積と活用の場による革新的技術創造促進事業」を国から交付された運営費交付金により実施し、本事業において委託研究の実施を希望する研究機関等を一般に広く募ることにいたしました。
本事業への応募を希望される方は、本要領に従って提案書を提出してください。
http://www.naro.affrc.go.jp/brain/ibunya-hatten/koubo/h29cnf/index.html

1. 事業の概要

農林水産業・食品産業の成長産業化を図るためには、既存の枠を超えた幅広い連携を進める必要があり、異分野を含めた革新的な技術を農林水産・食品分野に導入することで技術革新を図るとともに、市場ニーズを踏まえた商品化・事業化を実現する革新的な取組が必要です。
このため、農林水産省では、平成26年度から28年度まで、農林水産・食品分野と異分野との融合研究において研究開発を効果的に推進するための研究戦略を策定するとともに、本戦略に基づき、医学、工学など異分野と連携した「異分野融合共同研究」を実施してきたところです。
これにより、単独の組織では成し得ない異分野との融合による独自の研究成果が創出されてきましたが、今後は、次のステージとして、本研究により得られた成果や、他の研究等より得られた新たなシーズ等を活用し、農林水産・食品分野における課題解決や新たなイノベーションの創出による商品化・事業化をスピード感をもって実現することを目的に、農林水産・食品分野の成長産業化に資する研究開発について、公募により研究を委託します。

2. 対象研究領域

本事業を推進するため、以下を対象研究領域として設定し、領域ごとに試験研究計画の公募を行います。
対象研究領域については、異分野融合共同研究により実施した4分野(高機能性素材等・日本食・情報インフラ(ICT)・ウイルス)のうち、政策的・社会的要請が高い課題である高機能性素材(セルロースナノファイバー(CNF))分野を対象とします。

【研究領域名】セルロースナノファイバー(CNF)又はその複合素材の農林水産・食品産業への活用に向けた研究開発

● CNF又はCNFと他の物質による複合素材を活用した技術開発による、農林水産・食品産業における経営コストの削減又は生産物の高付加価値向上による所得の向上、等、農林水産・食品産業の競争力強化に資するものであること。
● 研究期間中に、実用化・事業化の可能性が見込まれるものであること。
★研究期間:委託契約締結日から平成34年3月末まで
★研究費の範囲:8,000万円以内(平成29年度及び平成30年度の合計)
5,000万円~1億円/年度(平成31年度~平成33年度の各年度)

3. 公募期間

平成29年9月19日(火曜日)~10月18日(水曜日)12時00分

4. 今後の予定

平成29年 9月19日(火曜日) 公募要領の公表・公示(公募開始)
10月18日(水曜日) 12時 応募受付締切り
10月下旬~ 書類審査
11月中旬~ 面接審査
11月下旬~12月 委託予定先決定

研究計画書等の提出、契約締結可否の審査
委託契約締結