生物系特定産業技術研究支援センター

メールマガジン

2018年11月29日号

はじめに

皆さま、こんにちは。農研機構 生研支援センターです。
本メールマガジンで、当センターが行う研究資金業務に関連する情報や関連イベント等の情報をお伝えします。

今回は、公募情報、研修やイベント・セミナーのお知らせなどをご紹介いたします。

「農研機構」は、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構のコミュニケーションネーム(通称)です。
また、生研支援センターのフルネームは、生物系特定産業技術研究支援センターです。

イノベーション創出強化研究推進事業の緊急対応研究課題公募について≪New≫

生研支援センターは、農林水産省が定める「農林水産研究基本計画」等に則しつつ民間企業、大学、国立研究開発法人、都道府県の試験場、地方独立行政法人等による生物系特定産業技術に関する研究開発を支援しています。

本事業は、基礎段階から実用化段階の提案公募型研究において、従来の常識を覆す革新的な技術・商品・サービスを生み出していくイノベーションの創出に向けた取組を推進しています。本事業のうち、開発研究ステージについては、年度途中に不測の事態が発生し、緊急に対応を要する研究課題が生じた場合、農林水産省からの指示を受け「緊急対応研究課題」として研究対象を設定し対応することとしています。

この度、以下の研究対象を設定し、研究実施機関(研究グループ)を公募します。
本公募への応募を希望される方は、以下のウェブサイトをご覧の上、手続きをお願いします。
http://www.naro.affrc.go.jp/laboratory/brain/innovation/news/2018/120313.html

  • 追加公募課題
    「かんしょ産地で発生している立枯・腐敗症状の原因究明とその抑制対策の提示」
  • 公募期間
    平成30年11月28日(水)~ 平成30年12月11日(火)昼12:00

<お問い合わせ先>
農研機構 生研支援センター
新技術開発部 イノベーション創出課
(担当 : 中谷、村山)

電話 : 044-276-8995
メール : inobe-web[アット]ml.affrc.go.jp

※メールを送付する際は[アット]を@に置き換えてください。

皆様のご応募を心よりお待ちしています。

「平成30年度 応募前研修」 参加希望者募集締め切りのお知らせ <重要>

☆当研修について、多くの皆様にご応募いただきありがとうございました。

11月30日を締切日にしていたところですが、定員を超えるご応募をいただき、11月16日に募集を締め切らせていただきました。
人数の調整に応じていただいた皆様、ご協力ありがとうございました。

※なお、当研修の参加は公募の際の応募要件ではありません。

【研修名】 平成30年度応募前研修
【日時】 平成30年12月7日(金曜日) 13:00~17:50
【場所】 川崎市教育文化会館 3F 第4・5会議室 (川崎市川崎区富士見2-1-3)

<お問い合わせ先>
農研機構 生研支援センター
新技術開発部 連携・企画課
(担当 : 松岡、高岸)

電話 : 044-276-8610
メール : brainki1[アット]ml.affrc.go.jp

※メールを送付する際は[アット]を@に置き換えてください。

イベント/セミナー情報

1. 講演会「ゲノム関係研究の新展開 ―CRISPRはもう古い?!― 」≪New≫

2012年頃から「ゲノム編集」は国内外において、医療・農業分野などで盛んに研究が行われており、今まさに一世を風靡している感があります。
国内では「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」により、国産の基礎技術研究が進むとともに、ゲノム編集を用いた特徴のある作物等が、実用化の一歩手前ともいえるまでに完成度を高めています。
本講演会では、ゲノム編集の最前線の研究開発に従事してこられた、4名の第一線の研究者の方々に、各々の最新情報をご紹介いただきます。

<講演内容>

講演1 : 東京工業大学 木村 宏 氏
『ゲノム、エピゲノムからヌクレオームへ』
講演2 : 岩手大学 吉川 信幸氏
『ウイルスベクターを使った果樹・花きの早期開花・世代促進技術』
講演3 : 理化学研究所 梅基 直行 氏
『ゲノムに組み込まないゲノム編集誘発技術の開発』
講演4 : 神戸大学 西田 敬二 氏
『DNA塩基書き換えによる切らないゲノム編集"Target-AID"』
<日時> 平成30年12月10日(月曜日) 13:45~16:15
<会場> 日本消防会館 大会議室 [東京都港区虎ノ門2-9-16]
<参加費> 1000円 (次世代育種技術開発プラットホーム会員、JATAFF会員は無料)
<主催> 次世代育種技術研究開発プラットホーム
<共催> (公社)農林水産・食品産業技術振興協会(JATAFF)

講演会のお申込み方法及び詳細については、以下ウェブサイトをご覧ください。
https://jataff.jp/news/seminar/genome1210.pdf

2. アグリテックフォーラム「アグリライフハック2018」≪New≫

これからの日本農業の課題を捉えた、地域・業界の垣根を超えた"農業ソリューションの共創"を目的に「アグリライフハック2018」が開催されます。
当日は基調講演に加え、スマートフードチェーンによる可能性、地域ブランドの優位性と国産ブランドのグローバル化など国内外事例のプレゼンテーションを予定しています。
この機会に新しい農業ソリューションの共創について考えるきっかけにしませんか。

<講演内容>

〇第一部 15:00~18:00
開催趣旨 : (株)電通 マーケティング・クリエーティブセンター
センター長 前田 浩希 氏
基調講演 : 慶應義塾大学 環境情報学部 教授 / 農業データ連携基盤協議会 会長
神成 淳司 氏
『WAGRIが切り開く未来(仮)』
講演1 : 農研機構 理事
寺島 一男 氏
『スマートフードチェーンの構築―II期SIPスマートフードチェーンコンソーシアムの取り組み―』
講演2 : 農林水産省
『スマート農業加速化実証プロジェクトについて』
その他 : スマートフードチェーンを見据えたソリューション事例のプレゼンテーション
〇第二部 18:30~19:30
ネットワーキング・ポスターセッション等
<日時> 平成30年12月11日(火) 15:00~(14:30開場)
<会場> ベルサール御成門タワー [御成門駅直上]
<参加費> 無料
<共催> 農業データ連携基盤協議会・慶應義塾大学SFC研究所・(株)電通

お申込み方法及び詳細については、以下ウェブサイトをご覧ください。
http://agri-lifehack.com/

おわりに

だんだん日の暮れるのが早くなり、夜空を見上げることが増えました。
あっという間に今年も終わりですね。毎年、この時期になると年始の抱負を顧みて同じような反省をしている気がします。(M)

(注)
本メールマガジンは、過去実施した事業及び生研支援センターホームページ等において、メールマガジンの発信をご希望された方、当センターが出展したイベントで当センターのブースにお立ち寄りいただいた方、名刺交換をさせていただいた方へ配信いたしております。
連絡先の変更などがある場合は、お手数ですが下記メールアドレスまでご連絡ください。
また、新たに配信をご希望の方、ご意見、ご要望等につきましても下記の連絡先までお願いいたします。

お問い合わせ

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構
生物系特定産業技術研究支援センター
連携・企画課

〒210-0005
神奈川県川崎市川崎区東田町8番地
パレール三井ビルディング16階

電話 : 044-276-8610
FAX : 044-276-9143
メール : maga-request[アット]naro.affrc.go.jp

※メールを送付する際は[アット]を@に置き換えてください。