生物系特定産業技術研究支援センター

メールマガジン

2019年1月10日号

はじめに

新年明けましておめでとうございます! 農研機構 生研支援センターです。
本年も当センターをよろしくお願いいたします。

本メールマガジンで、当センターが行う研究資金業務に関連する情報や関連イベント等の情報をお伝えします。

「農研機構」は、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構のコミュニケーションネーム(通称)です。
また、生研支援センターのフルネームは、生物系特定産業技術研究支援センターです。

1月10日号 もくじ

  • 平成31年度イノベーション創出強化研究推進事業の公募要領案を掲載しました
  • 生研支援センターが「未来を創る川崎イノベーション展」に出展します!≪New≫
  • イベント/セミナー情報

平成31年度イノベーション創出強化研究推進事業の公募要領案を掲載しました

生研支援センターは、農林水産省が定める「農林水産研究基本計画」等に則しつつ、民間企業、大学、国立研究開発法人、都道府県の試験場、地方独立行政法人等による生物系特定産業技術に関する研究開発を支援しています。

この度生研支援センターは、農林水産業・食品産業分野の革新的な技術・商品・サービスを生み出す研究開発の支援を行う競争的資金である「イノベーション創出強化研究推進
事業」について、平成31年1月15日(火曜日)~平成31年2月15日(金曜日)の日程で公募を行う
予定です。

▼公募開始に先立ち、以下ウェブサイトに公募要領案及び提案書様式案を掲載しました。
http://www.naro.affrc.go.jp/laboratory/brain/innovation/news/2018/120779.html

▼公募開始に当たり、事業内容や公募の要件等について平成31年1月16日(水曜日)~平成31年1月25日(金曜日)の期間、全国9ヶ所で事業・公募説明会を開催いたします。

詳細については、以下のウェブサイトを御覧ください。
http://www.naro.affrc.go.jp/laboratory/brain/innovation/news/2018/120781.html

皆様の説明会への参加及び御応募を心よりお待ちしています。

※なお、本公募は平成31年度予算政府案に基づいて行っているため、事業の実施は予算成立が前提となります。

※また、今後予算成立までの過程で公募要領等に変更があり得ることをあらかじめご承知おき下さい。

<お問い合わせ先>
国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構
生物系特定産業技術研究支援センター
新技術開発部 イノベーション創出課 担当者:中谷・村山
電話:044-276-8995
メール:inobe-web[アット]ml.affrc.go.jp
※メールを送付する際は[アット]を@に置き換えてください。

生研支援センターが「未来を創る川崎イノベーション展」に出展します!≪New≫

今回で11回目を迎える川崎国際環境技術展の併催展示会として川崎のイノベーションやものづくりの素晴らしさを市民・地域をはじめ国内外に広く発信することを目的とした「未来を創る川崎イノベーション展」が2月に開催されます。

生研支援センターも、当センターの業務の紹介や研究資金を提供した研究課題の成果を展示します。是非お立ち寄り下さい。

<日時> 平成31年2月7日(木曜日)及び8日(金曜日)、10:00~17:00
<会場> カルッツ川崎(川崎市スポーツ・文化総合センター)2階小体育室
(神奈川県川崎市川崎区富士見1-1-4)
  • JR「川崎駅」
  • 京浜急行「京急川崎駅」より徒歩約15分または川崎駅東口バスターミナルより乗車約5分「教育文化会館前」下車すぐ
  • 川崎市営バス(系統番号:川04・川05・川07・川10・川13・川15)
  • 臨港バス(系統番号:川02・川03)
<参加費> 無料

▼事前来場登録、セミナー参加申込み等については以下のページをご覧ください。
https://www.kawasaki-eco-tech.jp/entry/index.php

▼詳しくは以下の公式ウェブサイトをご覧下さい。
https://www.kawasaki-eco-tech.jp/

イベント/セミナー情報

1.「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)シンポジウム2018第1期5年間の総括と第2期への期待」<再掲>

経済的発展と社会的課題の解決を両立し、人々が快適で活力に満ちた質の高い生活を送ることのできる人間中心の社会「Society 5.0」。我々が目指すべき未来「Society 5.0」に向けた技術開発の取組が、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)です。

SIPは、国民生活と日本の経済・産業力にとって重要な11の課題を、基礎研究から実用化・事業化、まさに出口までを見据え、一気通貫で研究開発を推進することを通じて科学技術・イノベーションとSociety 5.0の実現を目指しています。2018年度からは、新たに第2期として12の課題が選定され、研究開発をスタートさせています。

本シンポジウムは『第1期5年間の総括と第2期への期待』と題して、SIP第1期11課題の成果発表ならびに専門分科会、展示、第2期12課題の課題紹介を中心に、2日間にわたって開催します。

1日目の基調講演には、ロボット工学者の金出武雄先生(カーネギーメロン大学ロボット研究所ワイタカー冠全学教授)に登壇頂き、「社会インパクトのある研究開発を」と題した講演をいただきます。

2日目のパネルディスカッションでは、国立研究開発法人物質・材料研究機構の理事長であり、総合科学技術・イノベーション会議の有識者議員を務める橋本和仁先生をモデレータに、SIPのこれまでの歩みとこれからを各界の代表者をお迎えし、ディスカッションします。

<日時> 平成31年2月20日(水曜日)~平成31年2月21日(木曜日)

<会場> 東京ドームシティホール(東京都文京区後楽1-3-61)

  • JR「水道橋」駅東口
  • 都営地下鉄三田線「水道橋」駅A2・A3出口
  • 丸ノ内線、南北線「後楽園」駅2番出口
  • 都営地下鉄大江戸線「春日」駅A1出口

<主催> 内閣府

参加ご希望の方は、下記の「SIPシンポジウム2018」ウェブサイトより登録【事前来場登録(無料)】をお願いいたします。

▼詳しくは以下の公式ウェブサイトをご覧下さい。
https://www8.cao.go.jp/cstp/gaiyo/sip/sympo2018.html

2.シンポジウム

「国内サーモン養殖による地域振興に向けた課題と展望」≪New≫

※当シンポジウムは、生研支援センター「技術開発・成果普及等推進事業(サーモン)」による取組です。

サーモンの世界的な需要の高まりや国内での刺身需要の増加を受けて、全国各地でサーモン養殖が進められており、全国の団体、漁協等で組織する全国海面養殖サーモン協議会が平成30年9月に設立されるなどさらなる広まりを見せています。

当シンポジウムでは、地域振興の観点から「ご当地サーモン」に注目し、生産事業者(成魚育成、種苗供給)のみならず、関連する加工・流通事業者様、さらにはサーモン養殖による地域振興を検討している団体などと生産現場の抱える問題点とその解決に向けた展望を議論することにより、今後、大学や試験研究機関が担うべき研究開発の方向性を探りたいと考えています。

<日時> 2019年1月27日(日曜日)9:00-17:00
<会場> 岩手大学理工学部キャンパス内復興祈念銀河ホール(盛岡市上田4丁目3-5)
<参加費> 無料(定員130名)
<申込締切> 平成31年1月15日(火曜日)
<講演内容>
基調講演: 「国内サーモン養殖の現状と展望」
全国養鱒振興協会会長 小堀彰彦氏
一般講演1: 「内水面における地域ブランドサーモン養殖」長野県水産試験場 川之辺素一氏
山梨県水産技術センター 三浦正之氏
北海道立総合研究機構内水面水産試験場 佐藤敦一氏
一般講演2: 「海面における地域ブランドサーモン養殖」みやぎ銀ざけ振興協議会前会長 小野秀悦氏
福井県立大学 末武弘章氏
宮崎大学 内田勝久氏
一般講演3: 「地域ブランドサーモンのブランド化戦略」清水川養鱒場 高橋愛氏
水産研究・教育機構北海道区水産研究所 清水幾太郎氏
岩手県立大学 新田義修氏

・総合討議:「地域密着型サーモン養殖のために研究者は何をすべきか」

・ポスター展示

▼詳しくは以下の公式ウェブサイトをご覧下さい。
https://www.knowledge.maff.go.jp/blog/2018/12/20190127iwate-salmon.html

<お問合せ先>
岩手大学 地域連携推進部 三陸復興支援課
三陸復興支援G 産学官連携専門職員 田村直司氏
電話: 0193-55-5691 / Fax: 0193-36-1610
メール: tamurana@iwate-u.ac.jp

3.シンポジウム「リンゴ生産地域の現状と展望」≪New≫

※当シンポジウムは、生研支援センター「技術開発・成果普及等推進事業(果樹 リンゴ)」による取組です。

青森県のリンゴ生産から流通までの各課題とその解決法や、将来の展望について専門家に詳しくご講演いただきます。

また、プライムアップル!(ふじ)の試食会も実施予定です。

<日時> 2019年1月29日(火曜日)13:00-17:00
<会場> JAつがる弘前本店 3階ホール(弘前市大字城東北4丁目1-1)
<参加費> 無料(定員200名)
<講演内容>
講演1: 「青森県りんご生産振興の推進方針について」
青森県りんご果樹課 課長代理 三上道彦氏
講演2: 「青森県におけるリンゴ育種・栽培の現状と課題」
青森県産業技術センターりんご研究所 品種開発部長 初山慶道氏
講演3: 「青森県におけるリンゴ生産と流通の課題」
JAつがる弘前 代表理事常務 天内正博氏
講演4: 「青森県におけるリンゴ輸出の現状と課題」
青森県りんご輸出協会 事務局長 鈴木隆氏
講演5: 「リンゴの健康機能性と機能性表示食品」
農研機構食品研究部門食品機能評価ユニット ユニット長 庄司俊彦氏
講演6: 「リンゴ中の機能性成分の分析と課題」
青森県産業技術センター弘前工業研究所 研究管理員 高橋匡氏
講演7: 「JAつがる弘前における機能性表示食品プライムアップル!の開発」
JAつがる弘前指導部指導課 課長 廣田寛央氏JAつがる弘前りんご部りんご課 課長 斎藤誠氏

・総合討議

▼詳しくは以下の公式ウェブサイトをご覧下さい。
https://www.hirosaki-u.ac.jp/38745.html

<お問合せ先>
弘前大学保健学研究所 総務グループ
電話:0172-39-5910
メール:jm5906@hirosaki-u.ac.jp

4.シンポジウム「日本における施設園芸技術開発の動向と極東ロシアとの連携の可能性」≪New≫

※当シンポジウムは、生研支援センター「技術開発・成果普及等推進事業(施設園芸)」による取組です。

研究情報及び今後の可能性について、極東エリアにおける日本技術の可能性、課題、方向性についての情報交換会を行います。

<日時> 2019年2月1日(金曜日)13:00-17:00 (開場:12:00 受付12:30~)
<会場> 柏の葉カンファレンスセンター
(柏市若柴178-4 三井ガーデンホテル&レジデンス棟 2階)
<参加費> 無料(定員200名 先着順 要事前参加登録)
▼登録は下記URLからお願いします。
http://hortnet.chiba-u.jp/study/registration.html

<講演内容>
プログラム1: 「次世代型施設園芸/植物工場の課題のうち品種導入により対応が期待できる可能性のある分野」
千葉大学大学院園芸学研究科 教授 丸尾達氏
プログラム2:

「極東エリアにおいて日本の技術でイチゴ栽培(太陽光型・人工光型植物工場)を行う際の技術的課題の検討」

1) 『農業技術におけるロシア・日本の関係』

農林水産省生産局園芸作物課施設園芸振興室 清水治弥氏

2) 『日本のイチゴ産業・生産の課題』

三菱ケミカルアグリドリーム株式会社 石原良行氏

3) 『北海道でのイチゴ生産と取り組みについて』

北海道立総合研究機構 花・野菜技術センター 木村文彦氏

4) 『ホクサン株式会社に於けるいちご事業の概要について』

ホクサン株式会社植物バイオセンター研究課 青木隆氏

5) 『寒冷地における施設園芸の課題と取り組み』

株式会社アド・ワン・ファーム 宮本有也氏

・総合討議:「施設園芸の現状と日本の農業技術に期待すること」

▼詳しくは以下の公式ウェブサイトをご覧ください。
http://hortnet.chiba-u.jp/study/index3.html

<お問合せ先>
日本型施設園芸産業革新化ネットワーク
千葉大学環境健康フィールド科学センター
メール : et.chiba-u@npoplantfactory.org

5.シンポジウム「露地野菜生産現場の現状整理と今後の展開」<再掲>

※当シンポジウムは、生研支援センター「技術開発・成果普及等推進事業(露地野菜)」による取組です。

TPPの大筋合意や近年の気候変動等、農業を取り巻く環境が著しく変化する中、国内の農林水産業が持続的に維持・発展するためには、生産現場が抱える問題を認識しその解決にむけた取り組みが必要不可欠です。

本シンポジウムでは、露地野菜を対象として栽培現場の現状と課題を整理するとともに最新の開発技術を紹介します。

さらに、生産者と研究開発者、双方の情報交換を通じ、生産現場の技術力強化と将来を見据えた研究開発方針を見出すことを目的としています。

・第1部 露地野菜生産現場の現状と整理

講演1: 長野県野菜花き試験場 小松 和彦氏
『長野県におけるレタス、キャベツ等、露地野菜栽培の現状と課題』
講演2: 兵庫県立農林水産技術総合センター 中野 伸一氏
『兵庫県淡路島における露地野菜栽培の現状と課題』
講演3: 茨城中央園芸 藤田 正三氏、荻谷 千春氏
『茨城県における加工業務用野菜の栽培現状と課題』
講演4: 愛知県農業総合試験場 森下 俊哉氏
『愛知県におけるキャベツ、ブロッコリー栽培の現状と課題』

・第2部 露地生産に関する新技術と展望

講演5: 農研機構 野菜花き部門 高橋 徳氏
『露地野菜増収にむけた農研機構の研究紹介』
講演6: ナント種苗株式会社 辻本 慎太郎氏
『昨今の気象変動に対する露地作物の現状と課題』
講演7: ヤンマーアグリ株式会社 小坂田 誠之氏
『加工・業務用野菜の機械化一貫体系について』
講演8: 帝京大学 関水 和久氏
『カイコの自然免疫を活性化するブロッコリー由来の中性多糖類に関する研究』

・第3部 総合討議:パネルディスカッション形式

<日時> 平成31年2月4日(月曜日) 13:00~17:30
<会場> 日本教育会館7階 707会議室(東京都千代田区一ツ橋2-6-2)
<参加費> 無料(定員80名)
<申込締切> 平成31年1月25日(金曜日)


<お問い合わせ先>
農研機構野菜花き研究部門 野菜生産システム研究領域内
露地野菜公開シンポジウム事務局
メール : roji_yasai_symp@ml.affrc.go.jp

▼詳細は以下URLをご覧ください
https://www.naro.affrc.go.jp/event/list/2018/12/120588.html

おわりに

いよいよ2019年の幕開けですね。もうおみくじは引かれましたか。筆者はこれから引くので、今からわくわくしています。何を引き当てても、読者の皆様にとって充実した1年となりますように。(M)

(注)
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お問い合わせ

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構
生物系特定産業技術研究支援センター
連携・企画課

〒210-0005
神奈川県川崎市川崎区東田町8番地
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