生物系特定産業技術研究支援センター

メールマガジン

2025年3月17日号

目次

  • スタートアップ総合支援プログラム(SBIR支援)令和7年度の公募を開始しました(4月7日締め切り)
  • 『成果事例こぼれ話』第62回"抹茶・粉末茶に適した新品種「せいめい」の育成と増産態勢確立"を掲載しました!
  • 【NARO】第4回「NARO食と健康の国際シンポジウム」-未来を支える食と農のイノベーション:SDGs達成に向けた研究展開-(3月24日開催)
  • 【農水省・筑波産学連携支援センター】令和7年度バイオエコノミー推進人材活動支援事業の公募開始(4月18日締め切り)
  • 【K-NIC】Deeptech meetup 2025 -川崎でつながるスタートアップネットワーク- (3月24日開催)
  • 編集後記

スタートアップ総合支援プログラム(SBIR支援)令和7年度の公募を開始しました(4月7日締め切り)

生研支援センターでは、3月10日(月曜日)から「スタートアップ総合支援プログラム(SBIR支援)」令和7年度の公募を開始しました。

本プログラムでは、農林水産・食品分野における政策的・社会的な課題の解決や新たなビジネス創出に向け、研究開発型スタートアップ等の革新的な研究開発及び事業化の取り組みを支援します。

■公募期間:2025年3月10日(月曜日)~4月7日(月曜日)正午まで

▼公募要領等の詳細情報は、下記URLをご参照ください。(生研支援センターウェブサイト)
https://www.naro.go.jp/laboratory/brain/startup/offering/koubo/R07.html

【お問い合わせ先】
生物系特定産業技術研究支援センター (生研支援センター)
事業推進部 スタートアップ支援課(担当:安達、徳山、江川)
E-mail : brain-stupweb@ml.affrc.go.jp

『成果事例こぼれ話』第62回"抹茶・粉末茶に適した新品種「せいめい」の育成と増産態勢確立"を掲載しました!

生研支援センターは、委託試験研究で得られた成果を分かりやすく紹介する取り組み (成果事例こぼれ話)を行っています。

今回紹介するのは、抹茶など粉末状の緑茶への適性が高く、色・香味に優れ、病害にも強い緑茶の新品種「せいめい」を育成し、増産態勢も確立した事例です。

新品種「せいめい」は、2023年度には全国の129.6 ha で栽培されており、茶農家の収益向上、米国・EU等への輸出拡大に貢献し、21世紀の日本の茶業を支える品種の一つとして期待されています。

▼詳細はこちらから(生研支援センターウェブサイト)
https://www.naro.go.jp/laboratory/brain/contents/fukyu/episode/episode_list/168393.html

【NARO】第4回「NARO食と健康の国際シンポジウム」-未来を支える食と農のイノベーション:SDGs達成に向けた研究展開-(3月24日開催)

農研機構(NARO)は食による健康や持続可能な食料生産のためのイノベーション創出を目指しており、本シンポジウムは持続的な食料生産に密接に関係する3つのSDGs目標(目標2,12,13)を取り上げ、オンラインで開催します。

日本政府は2016年にSociety 5.0の概念を提唱しました。このコンセプトは人工知能(AI)を含む情報通信技術(ICT)やデータ、ロボティクス、通信ネットワークを活用することにより、経済的発展と社会的課題の解決を両立するというもので、農研機構では、農業・食品分野におけるSociety 5.0の達成により、SDGs目標達成に貢献することを目指しています。

本シンポジウムでは、東北大学副学長で国連10人委員会のメンバーでもある小谷元子氏による基調講演に続き、3つのSDG目標についてセッション形式での講演が行われます。

【日時】3月24日(月曜日)11:00~17:45
【使用言語】英語(日本語の同時通訳あり)
【開催方式】オンライン
【受講料】無料
【参加方法】特設サイトの登録フォームより視聴申し込み(3月21日正午まで)
【主催】農研機構(国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構)

▼詳細は下記URLから
https://www.naro.go.jp/event/naro-symposium/2025/

【農水省・筑波産学連携支援センター】令和7年度バイオエコノミー推進人材活動支援事業の公募開始( (4月18日締め切り)

農林水産省農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センターは、令和7年度「知」の集積による産学連携推進事業のうちバイオエコノミー推進人材活動支援事業の公募を開始しました。

本事業は、農林水産・食品分野においてオープンイノベーションによる社会実装につながる取り組みを推進するため、研究開発プラットフォームの技術シーズ等を活用し、商品化・事業化に向けた開発コンセプト等の構築や、プロジェクトチームが創出した成果物の社会実装の推進を行うために必要な取り組みを支援します。

なお応募には、「知」の集積と活用の場 産学官連携協議会の会員であることが必須条件となります。
◇会員登録はこちらから(無料)
https://www.knowledge.maff.go.jp/kaiin.html

◇公募の詳細は、以下のウェブサイトをご覧ください。
【農林水産技術会議事務局】
https://www.affrc.maff.go.jp/tsukuba/top/chotatsu/koubo/20250303BIO.html

◇公募期間
令和7年3月6日(木曜日)~4月18日(金曜日)正午まで
◇公募説明会
令和7年3月18日(火曜日)15時から(オンライン開催)

【K-NIC】Deeptech meetup 2025-川崎でつながるスタートアップネットワーク-(3月24日開催)

研究開発型を中心に全国のスタートアップ支援を行う「Kawasaki-NEDO Innovation Center(K-NIC)」では、イベントの参加者を募集中です。

VC や支援機関との接点が少ない/同じ志を持つ起業家仲間と出会いたい/有望なDeeptechスタートアップと出会えない......。このような課題を持つDeeptechスタートアップやVC、支援機関の皆様向けに、Deeptechエコシステムプレイヤーとのネットワーク機会を提供します!

総勢16社のスタートアップ企業が集結し、ピッチ・事業紹介展示・交流会(現地参加限定)を実施。ピッチでは、スタートアップ支援に精通した専門家のフィードバックを間近で聞くことができるため、事業成長のヒントにつながること間違いなし!

事業紹介展示や交流会では、スタートアップや支援機関等と直接お話しができ、協業や成長のきっかけを創出いたします。ユニークなスタートアップと出会いたい方、VCや支援機関とつながりたいスタートアップの方、ぜひご参加ください。

【開催日時】2025年3月24日(月曜日)15時30分~18時00分
【開催形式】ハイブリッド開催(会場:K-NIC/オンライン)
【参加費】無料

▼お申し込みはこちらから
https://www.k-nic.jp/event_detail/8527/

編集後記

岩手県大船渡市の山林火災は 3月9日、鎮圧が宣言されましたが、焼失面積は市の面積の約 9 %にあたる約 2900 ha に達するといいます。東京・JR山手線内の土地の半分近くが焼けた計算になります。
日本の山林火災の半数以上が 2~4月に集中しているそうです。草木や落ち葉、地面が最も乾燥する時期であり、近年は地球温暖化も乾燥に拍車をかけているように思います。
今春、桜の開花は東北地方でやや早く、大船渡では 4月2日の開花予想( 3月16日時点)が出ています。家屋や山林の焼失から復興へと立ち上がる人々のひとときを励ます、優しい桜の花を見せてほしいと願います。(by 町)


生研支援センター (BRAIN)企画課
〒210-0005 神奈川県川崎市川崎区東田町8番地
パレール三井ビルディング16階
メール: maga-request[アット]naro.affrc.go.jp
メールを送付する際は[アット]を@に置き換えてください。
生研支援センター(BRAIN)は、生物系特定産業技術に関する研究開発を、大学、高等専門学校、国立研究開発法人、民間企業等に委託することにより実施しています。
「BRAIN」はBio-oriented technology Research Advancement InstitutioN のコミュニケーション名です。