生物系特定産業技術研究支援センター

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2025年5月1日号

目次

  • 「スマート農業技術の開発・供給に関する事業」の採択課題を決定しました!
  • 令和6年度生研支援センター調査報告書(研究開発構想)が公開されました!
  • 【JATAFF】「令和7年度民間部門農林水産研究開発功績者表彰」候補者を募集(応募締め切りは6月30日)
  • 【JST・NEDO】「大学発ベンチャー表彰2025」応募受け付け中(5月12日まで)
  • 編集後記

「スマート農業技術の開発・供給に関する事業」の採択課題を決定しました!

生研支援センターでは、スマート農業技術の開発及び供給を迅速かつ強力に推進するため、様々な関係者が実施するスマート農業技術に係る研究開発・改良の取組を支援する「スマート農業技術の開発・供給に関する事業」において、採択課題(23課題)を決定しました。

▼詳細はこちらから(生研支援センターウェブサイト)
https://www.naro.go.jp/laboratory/brain/smart-nogyo/news/2025/168709.html

令和6年度生研支援センター調査報告書(研究開発構想)が公開されました!

生研支援センターでは、毎年度、農林水産・食品分野における国内外の研究開発の動向について情報収集・分析した上で、今後必要と考えられる研究開発の方向性を示す報告書(研究開発構想)を作成しています。

令和6年度は、「農林水産分野のカーボンニュートラルに向けたネガティブエミッション技術の研究開発」に関する報告書を作成しました。
本報告書では、土壌炭素貯留、バイオ炭、森林の循環利用、海藻・海草、海洋肥沃化及び海洋アルカリ化に関する技術について、研究開発の動向、さらなる研究開発や技術の導入・普及に向けた課題、今後必要と考えられる研究開発の方向性を示しています。

▼詳細はこちらから(生研支援センターウェブサイト)
https://www.naro.go.jp/laboratory/brain/contents/research_information/info_gathering_analysis/r6_rd_concept.html

【JATAFF】「令和7年度民間部門農林水産研究開発功績者表彰」候補者を募集(応募締め切りは6月30日)

農林水産省と農林水産・食品産業技術振興協会(JATAFF)の共催による標記表彰事業の候補者を募集します。
本事業は、農林水産業及び関連産業の研究開発業務に従事し成果を挙げられた個人または団体を表彰対象とし、民間企業の研究者・技術者だけでなく、新品種の開発や栽培管理法の改良など、地域に根ざした地道な技術開発や篤農技術の開発を行った農林漁業者の方々も表彰対象としています。
本事業の趣旨に該当される候補者を募集し、また推薦を受け付けます。

■表彰の対象者 民間企業等において研究開発に従事している個人又は団体及び農林水産業を営んでいる個人又は団体を対象とします。ただし、国立研究機関、独立行政法人、公立研究機関、地方独立行政法人、国立大学法人及び公立大学法人の機関に所属する者以外の者とします。
■応募締め切り 6月30日(月曜日)必着
■表彰式 11月(予定)

▽詳しくは下記URLをご覧ください。
・農林水産省プレスリリース https://www.affrc.maff.go.jp/docs/press/250411_1.html
・JATAFFホームページ https://www.jataff.or.jp/project/prize/index.html

◇問い合わせ先
公益社団法人農林水産・食品産業技術振興協会
担当者:調査情報部 平子
電話:03-3509-1161 Eメール:minkan@jataff.or.jp

【JST・NEDO】「大学発ベンチャー表彰2025」応募受け付け中(5月12日まで)

科学技術振興機構(JST)は、大学等における研究開発成果を用いた起業および起業後の挑戦的な取り組みや、大学、企業から大学発ベンチャーへの支援をより一層促進することを目的として、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と共催で「大学発ベンチャー表彰2025」を実施します。

本表彰では、大学等の成果を活用して起業した大学発ベンチャーのうち今後の活躍が期待される優れた大学発ベンチャーを表彰するとともに、特にその成長に寄与した大学や企業を表彰します。

また、経営者が40歳未満かつ設立後3年以内の企業のうち、今後の大きな活躍が期待できる大学発ベンチャーとその支援者を対象とした「アーリーエッジ賞」を設定し、若手経営者の挑戦を支援しています。

ふるってご応募ください。

■公募締切:5月12日(月曜日)正午
■公募要件
・応募時点で上場していない、概ね設立10年以内のベンチャーであること
・過去の本表彰で文部科学大臣賞、経済産業大臣賞を受賞していないこと
■表彰内容
文部科学大臣賞、経済産業大臣賞、科学技術振興機構理事長賞、新エネルギー・産業技術総合開発機構理事長賞、日本ベンチャー学会会長賞、アーリーエッジ賞
(※大学発ベンチャー表彰特別賞が授与される場合があります)

■主催:科学技術振興機構(JST)、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
■後援:文部科学省、経済産業省、日本ベンチャー学会、全国地方新聞社連合会

▼応募方法等、詳細は下記 URLよりご確認下さい。
https://www.jst.go.jp/aas/

<お問い合わせ先>
大学発ベンチャー表彰事務局
JSTスタートアップ出資・支援室(担当:屋代、菊地)
E-mail:aas@jst.go.jp

編集後記

今年は5月1日が八十八夜です。立春から数えて88日目、夏が近づき、お茶の産地では一番茶の茶摘みが始まる時季です。
農林水産省の発表によると、煎茶などに加工される前の「荒茶」の生産量で昨年、鹿児島県が静岡県を抜いて初めて全国1位になりました。鹿児島県にとっては、抹茶の原料になる「碾茶(てんちゃ)」の生産量で2020年から1位となっているのに続く快挙でした。
鹿児島県は、静岡県に比べると茶畑が平坦な地域に多く、機械の導入のしやすさなども生産増につながっているようです。
あかねだすきで手摘みをした時代から、機械での茶摘みへと進む中で、日本一の茶どころも移り変わっていくようです。(by 町)


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