生物系特定産業技術研究支援センター

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2025年5月15日号

目次

  • 令和6年度生研支援センター調査報告書(研究開発構想)を公開しています!
  • 【農研機構】スマート農業施設供用推進プロジェクトが始まっています!
  • 編集後記

令和6年度生研支援センター調査報告書(研究開発構想)を公開しています!

生研支援センターでは、毎年度、農林水産・食品分野における国内外の研究開発の動向について情報収集・分析した上で、今後必要と考えられる研究開発の方向性を示す報告書(研究開発構想)を作成しています。

令和6年度は、「農林水産分野のカーボンニュートラルに向けたネガティブエミッション技術の研究開発」に関する報告書を作成しました。
本報告書では、土壌炭素貯留、バイオ炭、森林の循環利用、海藻・海草、海洋肥沃化及び海洋アルカリ化に関する技術について、研究開発の動向、さらなる研究開発や技術の導入・普及に向けた課題、今後必要と考えられる研究開発の方向性を示しています。

▼詳細はこちらから(生研支援センターウェブサイト)
https://www.naro.go.jp/laboratory/brain/contents/research_information/info_gathering_analysis/r6_rd_concept.html

【農研機構】スマート農業施設供用推進プロジェクトが始まっています!

令和6年10月1日、「農業の生産性の向上のためのスマート農業技術の活用の促進に関する法律(スマート農業技術活用促進法)」が施行されました。この法律は、農業者の減少等の農業をとりまく環境の変化に対応し、農業の生産性の向上を図ることを目的としており、同法に基づき、スマート農業技術等の開発及びその成果の普及に関する計画(開発供給実施計画)の認定を受けた事業者等への支援措置の一つに、農研機構が有する研究開発設備等の供用があります。
農研機構の研究設備等の供用にご興味のある事業者等の方は、下記の窓口へ、お気軽にご相談ください。

▼詳細はこちらから(農林水産省、農研機構ウェブサイト)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/smart/kaihatsu.html
https://www.naro.go.jp/collab/sappo/

◆窓口
農研機構本部スマート農業施設供用推進プロジェクト室
(SAPPO:Smart Agriculture Promotion Project Office)
Eメール:sappo@ml.affrc.go.jp
電話:029-838-6773

編集後記

自宅の庭で白いアジサイの花が鉢植えで咲いています。妻に聞くと「アイスベアー」といい、白クマ?のイメージらしい。少し調べてみると、花色が土の酸度に影響されない純白のアジサイで、品種としては2020年に登録された新しい花でした。
アジサイの学名はHydrangea(ハイドランジア)で「水の容器」の意味だそうです。アジサイの原種は日本から欧米に渡り、様々な園芸品種が作り出されています。これからの梅雨の時季はうっとうしいですが、植物には大切な雨です。人々が長い時間をかけて整えてきた、水をたたえる仕組みがきちんと機能してくれるよう働いている人たちに感謝します。(by 町)


生研支援センター (BRAIN)企画課
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メール: maga-request[アット]naro.affrc.go.jp
メールを送付する際は[アット]を@に置き換えてください。
生研支援センター(BRAIN)は、生物系特定産業技術に関する研究開発を、大学、高等専門学校、国立研究開発法人、民間企業等に委託することにより実施しています。
「BRAIN」はBio-oriented technology Research Advancement InstitutioN のコミュニケーション名です。