プレスリリース
(お知らせ)令和5年度補正予算「戦略的スマート農業技術の開発・改良」の公募開始

情報公開日:2024年1月18日 (木曜日)

ポイント

  • 令和5年度補正予算「戦略的スマート農業技術の開発・改良」を実施するため、委託研究課題を公募します。
  • 野菜・果樹・畜産等、スマート農業技術の開発が必ずしも十分でない品目や分野について、地域の企業(農業機械メーカーやICTベンダー等)、生産者、研究機関等が連携して行う技術の開発・改良を支援します。

1. 事業の趣旨

高齢化等による担い手不足が深刻化する中、我が国の農業の成長産業化に向けては、ロボット技術やAI、IoT等の先端技術を活用した「スマート農業」の実現により、生産性向上や労働力不足の解消を図る必要があります。

このため、生研支援センター(BRAIN)は、令和5年度補正予算「戦略的スマート農業技術の開発・改良」を執行するため、スマート農業技術・機器の開発が必ずしも十分でない品目や分野を対象に、生産現場のスマート化を加速するために必要な農業技術を開発・改良する提案について、公募を実施します。

2. 公募する研究の内容等

スマート農業技術の開発が必ずしも十分でない品目や分野(野菜(露地野菜/施設園芸)、果樹・茶、土地利用型作物、畜産など)において、「解決すべき技術課題」の技術の開発・改良を支援します。

(1)公募をする研究の内容
①革新的シーズ開発実現型
現場ニーズがあるものの、これまで開発・実用化ができていない技術であり、先端技術を有する研究機関の革新的シーズを用いて実用化を目指す研究
②現場ニーズ改良実現型
これまで実用化が極めて限定的であり、現場ニーズを踏まえた改良等により、地域での様々な品目への実用化の可能性が高い改良研究
③栽培体系改良型
スマート農業機械に対応した圃場への転換、樹形や品種の選定、流通・販売も見据えた栽培体系の構築につながる研究(①又は②との組み合わせでのみ応募可(③単独での応募は不可))

(2)研究期間 : 3年以内(令和9年3月末まで)

(3)委 託 費 : (上限額)
A 革新的シーズ開発実現型 : 1,0億円/年
B 現場ニーズ改良実現型 : 5,000万円/年
C 革新的シーズ開発実現型×栽培体系改良型 : 1,4億円/年
D 現場ニーズ改良実現型×栽培体系改良型 : 9,000万円/年

3. 公募期間

令和6年1月18日(木曜日)から2月15日(木曜日)12時(正午)まで

4. 公募の詳細について

生研支援センターホームページ(以下のURL)を参照願います。
https://www.naro.go.jp/laboratory/brain/smart-nogyo/offering/koubo/2024.html