ポイント
- 農林水産・食品分野における政策的・社会的な課題の解決や新たなビジネス創出に向け、研究開発型スタートアップ等による研究開発及びその成果の事業化を支援する「スタートアップ総合支援プログラム(SBIR支援)」を実施するため、令和6年度の公募を開始しました。
1. プログラムの趣旨
生研支援センターの「スタートアップ総合支援プログラム(SBIR支援)」(以下「本プログラム」という。)は、新たなSBIR制度(※)における指定補助金等の研究委託事業として、革新的な研究開発に取り組む研究開発型スタートアップ等による研究開発及びその成果の事業化を支援し、農林水産・食品分野の政策的・社会的な課題の解決を図るとともに、我が国のイノベーション創出を促進することを目的としています。
本プログラムでは、発想段階から実用化段階までの3つのフェーズを設定し、事業化に関する知見・経験が豊富なプログラムマネージャー(PM)の支援を受けながら、フェーズごとに設定する目標の達成に向けて研究開発と事業化を進めることが可能です。
本プログラムの令和6年度公募を、本日から開始しました。
(※)SBIR制度とは、スタートアップ等による研究開発を促進し、その成果を円滑に社会実装し、それによって我が国のイノベーション創出を促進するための制度です。
https://sbir.csti-startup-policy.go.jp/
2. 公募の内容等
農林水産・食品分野における政策的・社会的な課題の解決に資する研究開発テーマを設定して、革新的な研究開発に取り組む研究開発型スタートアップ等(起業前の研究者を含む)が事業化を目指して取り組む研究課題を募集し、研究開発及び事業化の取組を支援します。
- 研究開発テーマ
①農林漁業者の高齢化や担い手不足等、生産現場の課題解消
②農林水産物の加工・流通の合理化・迅速化
③農林水産業・食品産業の可能性の拡大と成長の推進
④農林水産業・食品産業の高い生産性と持続可能性の両立の実現 - 委託期間 : 1年~2年以内(各フェーズによる)
- 委託費 : 1,000万円以内/年度
- 事業化支援
事業化に関する知見・経験が豊富なプログラムマネージャー(PM)が、研究課題に応じて事業化をサポートします。
3. 公募期間
令和6年3月27日(水曜日)から4月24日(水曜日)12時(正午)まで
4. 公募の詳細について
生研支援センターホームページ(以下のURL)を参照願います。
https://www.naro.go.jp/laboratory/brain/startup/offering/koubo/R06.html