アグリビジネス創出フェアは、全国の農林水産・食品分野の最新の研究成果や技術シーズを展示やセミナーを通じて分かりやすく紹介し、研究者と民間事業者とのマッチングを促す場として毎年秋に開催されている農林水産省主催のイベントです。
SIP次世代農林水産業創造技術のブースでは、最終年度ということもあり、SIP全研究分野から具体的な成果を中心に、ポスター、映像、サンプル、試作装置等を展示してアピール、多くの来客者の関心を集めました。
また、生研支援センターのブースでは今年度からスタートする第2期SIP「スマートバイオ産業・農業基盤技術」についても展示・紹介を行いました。
開催日時
2018年11月20日(火曜日)~22日(木曜日) 10時00分~17時00分
会場
東京ビックサイト 西1ホール(東京都江東区有明3-11-1)
参加人数
約3万8千人(延べ)
主催
農林水産省
内容
1. セミナー
- SIP「次世代農林水産業創造技術」の紹介
 (プログラムディレクター : 北海道大学 大学院農学研究院 野口 伸)
- スマート農業実現に向けた生産システム研究の紹介
 (農研機構 理事 寺島 一男)
- 超省力・高生産を実現する農作業の自動化・知能化技術(生産システム)
 (農研機構革新工学センター 八谷 満)
- ICTを導入した圃場水管理の自動制御、遠隔制御技術(生産システム)
 (農研機構農村工学部門 樽屋 啓之)
- 収量や成分を自在にコントロールできる太陽光型植物工場(植物工場)
 (農研機構野菜花き部門 今西 俊介)
- ゲノム編集技術を用いた品種開発 (育種)
 (筑波大学 つくば機能植物イノベーション研究センター 江面 浩)
- 次世代機能性農林水産物・食品とその評価システムの開発(機能性)
 (東京大学 大学院農学生命科学研究科 阿部 啓子)
- 地域の森林資源に由来する新素材「改質リグニン」による新産業創出(リグニン)
 (森林研究・整備機構 森林総合研究所 山田 竜彦)
2. ブース展示
SIP次世代農林水産業創造技術のブースでは生産システム、植物工場、植物保護、育種、機能性、リグニンの計6つのグループが展示発表を行いました。
既に製品化されたもの、今後実用化が期待されるものなど、多くの研究成果について質問やコメントなど活発な意見交換が行われ、SIPへの期待の大きさが感じられました。
|  セミナー会場 |  SIP次世代農業ブースの様子1 | 
|  SIP次世代農業ブースの様子2 |  ポスターと展示品 | 



