掲載日 : 2020年10月28日(水曜日)
BioJapan2020はバイオビジネスにおけるアジア最大のパートナリングイベントとして、1986年の初開催から22回目の開催となります。創薬、個別化医療、再生医療、診断・医療機器、ヘルスケア、環境・エネルギー、機能性食品、研究用機器・試薬等、バイオビジネスの幅広い分野をテーマに、展示会・セミナー・パートナリングプログラムが実施され、世界30カ国以上からバイオ産業関係者が参加しました。
3日間の会期の初日に行われた主催者セッション「バイオ戦略2020の推進に向けて1 ~市場獲得を実現するデータ連携について~」では、SIP第2期「スマートバイオ産業・農業基盤技術」(以下SIPバイオ農業) の小林憲明プログラムディレクターが、内閣府のバイオ戦略における有識者会議構成員のひとりとして登壇しました。
セッションでは、まずは一般財団法人バイオインダストリー協会 運営会議の久保庭 均議長のファシリテーションの元、ちとせグループ創業者兼CEOの藤田朋宏氏、漆間法律事務所・Willsome (株) 副所長で弁護士の吉澤尚氏、内閣府政策統括官 (科学技術・イノベーション担当) 審議官の江崎禎英氏が、それぞれ事業者・法律・制度設計の視点からバイオ産業におけるデータ連携の現状と課題について短いプレゼンテーションを行いました。
その後のパネルディスカッションでは、小林プログラムディレクターがSIPバイオ農業で実現を目指すスマートフードシステムへの取り組みとデータ連携の重要性について説明し、バイオ分野におけるデータ連携について活発な議論がかわされました。
開催概要
開催日時 : 2020年10月14日 (水曜日) ~ 16日 (金曜日) 10時00分 ~ 17時00分
会場 : パシフィコ横浜 展示ホール (横浜市西区みなとみらい一丁目1番1号)
参加人数 : 約1万4千人 (延べ・主催者発表)
主催 : BioJapan組織委員会
後援 : 内閣府、 文部科学省、 厚生労働省、 農林水産省、 経済産業省、 環境省、 国立研究開発法人科学技術振興機構、 国立研究開発法人産業技術総合研究所、 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構、 独立行政法人中小企業基盤整備機構、 国立研究開発法人日本医療研究開発機構、 独立行政法人日本貿易振興機構、 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構、 国立研究開発法人理化学研究所
セッションの概要
タイトル : バイオ戦略2020の推進に向けて1 ~市場獲得を実現するデータ連携について~
日時 : 2020年10月14日 (水曜日) 13時00分 ~ 14時30分
コーディネーター : 久保庭 均氏 (一般財団法人バイオインダストリー協会 運営会議 議長)
講演・登壇者:
- デジタル時代におけるバイオデータ(ビデオ講演)
藤田 朋宏氏(ちとせグループ 創業者 兼 CEO / 内閣官房 バイオ戦略有識者 / 京都大学 特任教授) - 医療と健康情報を繋ぐための法制とセキュリティ
吉澤 尚氏(漆間法律事務所、Willsame(株) 副所長・弁護士、代表取締役CEO) - データ連携に向けての課題と対応について
江崎 禎英氏(内閣府政策統括官(科学技術・イノベーション担当)審議官) - パネルディスカッション登壇
小林 憲明氏 (キリンホールディングス株式会社 取締役常務執行役員 / SIPバイオ農業PD、PRISMバイオ技術領域統括)
会場の様子

