生物系特定産業技術研究支援センター

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データ駆動型育種の実施例を紹介するワークショップを開催

掲載日 : 2021年8月23日(月曜日)

「開発:育種の効率化」コンソーシアムの「データ駆動型育種」推進基盤技術の開発とその活用による新価値農作物の開発」サブグループでは、2021年9月23日から25日に開催される日本育種学会第140回講演会において、「データ駆動型手法により品種開発をどれだけ効率化できるか」をテーマとしたワークショップを開催します。

農作物の品種開発では、遺伝資源の評価、交配親の選定、後代集団の栽培規模、選抜基準の決定、収量性や品質の形質評価など、各段階で表現型(形質)データが日々蓄積されています。これの育種過程で得られる表現型(形質)情報、ゲノム全体をカバーする遺伝子型(DNA)情報、環境データ等の、様々な育種関連データを紐付けてモデル化することで、各過程において最適な育種戦略を立てることが可能になります。開発中の育種APIを用いた「データ駆動型育種」の実施により、これまで困難だった食味品質や収量性等の複雑形質の改良が効率的に行えるようになります。

「データ駆動型育種」推進基盤技術の開発とその活用による新価値農作物の開発サブグループでは、育種戦略の決定を支援するAPIを開発して、果樹や倍数性野菜などの作物の新品種育成を実施しており、本ワークショップにおいてその先行事例を紹介します。開発中の育種API群は、様々な作物に利用可能なプラットフォームとなります。

育種事業者や作物育種にご興味をお持ちの皆様は、この機会にぜひご参加下さい。

開催概要

イベント名 : 一般社団法人育種学会 第140回講演会
開催日時 : 2021年9月23日(祝日)~9月25日(土曜日)
場所 : オンライン開催
参加費 : 普通会員 7,500円
非会員 9,000円
非会員(所属機関・団体が賛助会員) 7,500円
学生会員 発表あり 3,000円, 参加のみ 無料*
学生非会員 無料*
*参加のみの場合も参加登録が必要です。
URL : https://www.nacos.com/jsb/06/06gaiyou.html

プログラム

全体のプログラムは上記URL(https://www.nacos.com/jsb/06/06gaiyou.html)をご確認下さい。
育種ワークショップは9月24日(金曜日) 13:00-15:00を予定しております。

参加方法

9月9日(木曜日)までにオンライン参加登録および参加料の支払いを完了してください。
参加申し込みサイト : https://orsam.jp/jsb/login