生物系特定産業技術研究支援センター

SIP

「スマートバイオ産業・農業基盤技術」はBioJapan 2022に出展します

掲載日 : 2022年9月28日(水曜日)

2022年10月12日(水曜日)~14日(金曜日)の3日間、パシフィコ横浜展示ホールにて、 「BioJapan 2022」が開催されます。SIP「スマートバイオ産業・農業基盤技術」(以下SIPバイオ農業)は講演および展示で参加いたします。

講演

10月13日(木曜日) 13:35-14:05 展示ホール内 Presentation Stage A
東京大学・株式会社ListenField、農研機構 生物研
「ゲノム情報をもとにデータ駆動型で育種を行うプラットフォームの開発、植物精密ゲノム編集技術開発とその利用」

世界人口の増加・気候変動の深刻化が進む現在、品種改良(育種)の高速化・効率化が必須となっています。そのために、ゲノム編集などの新技術の利用とともに、ゲノム情報とデータ科学を活用した、いわゆるデータ駆動型育種システムの構築と実装が不可欠です。本講演ではSIPバイオ農業のデータ駆動型育種プラットフォームを活用した育種の取り組みや、ゲノム編集技術の利用による育種期間短縮の例をご紹介します。

10月14日(金曜日) 13:50-14:20 展示ホール内 Presentation Stage A
アグリバイオ・化学システムコンソーシアム
「農業系バイオマスからのマルチ化学プラットフォームおよび高付加価値製品の生産」

SIPバイオ農業では、稲わらや籾殻などの農業系バイオマスからC5/C6糖をはじめとするさまざまな化学材料と、それらの材料を元にしたセルロースナノファイバーなどの高付加価値製品を逐次並列的に生産する「アグリバイオ・スマート化学生産システム(ABCs)」を開発しています。本講演ではABCsの概要とその実装に向けた取り組みを紹介します。

ブース展示

会期中、以下の内容にてB-34ブース内にポスター展示を行います。
ブース名 : 農研機構 生物系特定産業技術研究支援センター

バイオ関連のバリューチェーンデータ基盤の構築
  • 企業データの利活用を促進するバイオデータ連携
育種の効率化
  • 「データ駆動型育種」の構築とその活用による新価値農作物品種の開発
  • ゲノム情報の活用による農作物育種の効率化に貢献する精密ゲノム編集技術等の開発
  • バイオテクノロジーに関する国民理解の増進と技術動向等の調査研究
農業生産のスマート化
  • 気象データに基づく収穫予測で露地野菜の廃棄ロスを減らす
食によるヘルスケア産業創出
  • 健康寿命の延伸を図る「食」を通じた新たな健康システムの確立 -健康を維持できる食を考える-
農業未利用資源の利活用
  • アグリバイオ ・スマート化学生産システムの開発
  • リチウムイオン二次電池の急速充放電に適したバイオ由来活物質

開催概要

開催日時 : 2022年10月12日(水曜日)~14日(金曜日) 10:00-17:00
会場 : パシフィコ横浜 展示ホール(横浜市西区みなとみらい1-1-1)
参加費 : 無料(事前に来場登録要)
主催 : BioJapan組織委員会、(株) JTBコミュニケーションデザイン
詳細および来場登録 : https://jcd-expo.jp/ja/(外部リンク :BioJapan 2022)