イベント・セミナー

「アグリビジネス創出フェア2015」(東京)における農研機構生研センター関連の展示、セミナーについて

情報公開日:2015年11月10日 (火曜日)

今年もアグリビジネス創出フェア2015(東京)が「知の集積と地方創成」のキャッチフレーズの下、以下の通り開催されます。
日時:11月18日(水曜日)~20日(金曜日) 各日 10時00分~17時00分
場所:東京ビックサイト東6ホール
詳しくは下記URLのとおりです。
http://agribiz-fair.jp/

生研センター(研究資金業務関係)の展示・セミナーは以下のとおりです。
ご来場の際は是非お立ち寄り下さい。

【展示】

■革新的技術緊急展開事業 【ブース番号:主12】

革新的技術緊急展開事業では、民間・大学・都道府県公設試験場・研究開発法人等の有する先端的な技術について、産学官が64の研究コンソーシアムを組んで、実際の農林水産業の経営の現場において実証研究を実施しています。分野・地域としては、水田輪作、畑輪作、畜産、園芸作、林業、水産業及び農林水産業の全般にわたり、また地域的にも北海道から沖縄までをカバーしていますが、展示ブースでは実証研究の一部をピックアップしてパネル、ビデオや、実物の展示を行います。

■異分野融合共同研究(ICT/情報インフラ構築) 【ブース番号:主05】

異分野融合共同研究「情報工学との連携による農林水産分野の情報インフラの構築」では拠点研究機関である名古屋大学と8つの補完研究機関が相互に連携し、近年発展目覚ましい ICT を活用し、中規模農家の方々のメリットにつながる各種の栽培管理支援システム・コンテンツ等の開発を行っています。出展では、研究の概要やこれまでに得られた研究成果等について、パネルや実物等により紹介します。

■異分野融合共同研究(高機能性素材開発) 【ブース番号:主06】

異分野融合共同研究「工学との連携による農林水産物由来の物質を用いた高機能性素材等の開発」では、拠点研究機関である信州大学と8つの補完研究機関が相互に連携して研究を行っています。農林水産物由来の残渣等を利用して各種ナノ素材を調製し、それを先進的なナノカーボンと融合する"ナノ・ナノ"コンビネーション(nano・nano combination)による新規機能材料の創成が期待でき、特に、ナノ構造を制御して高度な機能発現を実現し、複合材料やエネルギーデバイスなど広範な産業応用に繋げ、これによって新たな素材産業を創出することが可能となります。出展では、研究の概要やこれまでに得られた研究成果等について、映像やパネル等により紹介します。

■異分野融合共同研究(ウイルス対策) 【ブース番号:主07】

異分野融合共同研究「理学・工学との連携による革新的ウイルス対策技術の開発」では、国際化の進展等に伴う植物や動物に係るウイルスの被害を防止するための革新的ウイルス対策技術の開発及びその実用化を目的とし、拠点研究機関である岡山大学と5つの補完研究機関が相互に連携して、【1】 抗ウイルス農薬、【2】 動物用医薬品、【3】 抵抗性植物品種等の開発や【4】 生産現場において迅速かつ正確にウイルスを検知する技術の開発等について、研究を行っています。出展では、研究の概要やこれまでに得られた研究成果等について、パネル等により紹介します。

■異分野融合共同研究(日本食の評価) 【ブース番号:主10】

異分野融合共同研究「医学・栄養学との連携による日本食の評価」では、拠点研究機関である京都大学と7つの補完研究機関が相互に連携して、【1】 日本食とはどのようなものかを明らかにしつつ、【2】 日本食の栄養成分が健康や疾患、運動機能にどのような影響を及ぼすのか、さらには【3】 調理による効果やおいしさの正体とは何か、などについて研究を行っています。出展では、研究の概要やこれまでに得られた研究成果等について映像やパネルにより紹介します。

■事業化促進研究 【ブース番号:主11】

優れた生物系特定産業技術の事業化に向け、小型自走式エンジン草刈実証機、活魚の麻酔コンテナ輸送システムなど、民間活力を活かした現在取組中の研究課題を紹介します。

■民間実用化研究促進事業 【ブース番号:人09】

民間企業等に研究開発を委託して実施した研究成果について、パネル・成果品を展示します。

【セミナー】

■異分野融合共同研究事業

●11/18(水)15:10~15:40【メインステージ】
「医学・栄養学との連携による日本食の評価」
●11/18(水)15:50~16:20 【メインステージ】
「農林水産物由来物質とナノカーボンの"ナノ・ナノ"コンビネーションと応用」
●11/19(木)12:50~13:20 【メインステージ】
「革新的人工核酸結合タンパク質を用いたウイルス対策技術の確立と社会実装」
※ICT/情報インフラ構築については、セミナー「スマート農業の実現に向けて」(11/19(木)13:30~15:30)の中で講演

■革新的技術緊急展開事業

●11/18(水)13:15~15:15 【セミナールームB】
「寒地における革新的技術を実装した高収益施設アスパラガス経営の実証」
「半閉鎖型管理(SCM)による施設果菜・花き類の生産性向上技術の実証研究」
「移植翌年に収穫可能なニホンナシ根圏制御栽培法による省力多収技術体系の実証」
「北信越地域における高性能機械の汎用利用と機械化一貫体系を基軸とした低コスト・高収益水田輪作体系の実証」
「中山間地等条件不利地の集落営農法人における軽労・効率的作業管理技術を核とする水田作の実証」
「温暖地大規模水田高度輪作体系における準天頂衛星による精密測位や無人作業機を用いた農作業の自動化・効率化に関する実証」
●11/19(木)13:40~15:40 【セミナールームB】
「九州における飼料生産組織、TMRセンター、子牛育成センターが連携する地域分業化大規模肉用牛繁殖経営の実証」
「ゲノム解析及び地域資源を活用した特産地鶏「長州黒かしわ」の効率的、省力的な生産技術体系の確立」
「養殖ブリ類のストレスレス水揚げシステムと大型魚全自動高速魚体フィレ処理機開発」
「落花生の超省力生産体系の実証」
「省力型樹形を基盤とする果樹の省力・軽労型生産技術体系の実証」
●11/20(金)14:10~16:10 【メインステージ】
「コンテナ苗を活用した低コスト再造林技術の実証研究」
「セミスマートな二枚貝養殖技術の開発と応用」
「海外輸出に対応できる日本茶生産体系の実証研究」
「南西諸島地域でのきく等花き生産における新たな光源利用技術の実証研究」

■民間実用化研究促進事業

●11/18(水) 15:25~15:55 【セミナールームB】
「バイオ原油トータルシステムの開発」