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「農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業 平成27年度研究成果発表会」の開催及び参加者の募集について

情報公開日:2015年10月 5日 (月曜日)

農林水産省では、平成27年10月13日(火曜日)に東京大学弥生講堂において、「農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業 平成27年度研究成果発表会」を開催することとしています。本発表会は公開でカメラ撮影も可能とのことです。たくさんの皆様のご参加を希望しております。
なお、具体的な発表内容や参加申し込みの方法については、以下の農林水産省のウェブサイトにてご確認ください。

http://www.s.affrc.go.jp/docs/press/150917.htm(現在リンク切れ)

●概要

1. 開催日時・場所

日時:平成27年10月13日(火曜日)10時30分~16時45分
会場:東京大学弥生講堂一条ホール、エントランスホール、会議室
所在地:京東京都文京区弥生

申込み〆切:10月9日(金曜日)17時00分

2. 成果発表会の内容(予定)

(1) 基調講演
『食品のプロファイル解析プラットフォームについて』
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所 亀山眞由美氏

(2) 成果発表会(18課題)
【1】 イネの低温鈍感力強化による新たな耐冷性育種法の開発
【2】 バイオマス増大に向けたイネ次世代育種法の開発と利用
【3】 新規作物をデザインするための汎用的変異導入システムの開発
【4】 ひとめぼれゲノム資源を活用した重要遺伝子同定と実用品種育成
【5】 植物の水利用効率に関わるストレス感知機構解明と分子育種への応用
【6】 微生物を利用した農耕地からの一酸化二窒素ガス発生削減技術の開発
【7】 病原糸状菌の分泌戦略を標的とする作物保護技術の基盤開発
【8】 チョウ目昆虫における性操作技術の開発
【9】 人獣共通感染症の機構解明と防除のための基盤技術の開発
【10】 認識配列を変換するDNAメチル化系によるエピゲノム育種
【11】 トラフグにおける低コスト優良品種作出システムの構築
【12】 アミノ酸シグナルを利用した高品質食資源の開発技術の確立
【13】 脂質バランス栄養食品を創出する新規オメガ3脂肪酸素材の開発
【14】 腸管免疫を制御する分子としての食餌性脂質ヒエラルキーの解明
【15】 抗肥満、血糖降下作用を有する柑橘成分ノミリンの応用展開
【16】 硫黄化合物の生理機能を利用したシステイン関連物質の発酵生産
【17】 プロアントシアニジンのライブラリー構築とその食機能性の解明
【18】 作物における有用サポニン産生制御技術の開発

(3) その他パネル展示やコーディネータによる相談会も予定されております。

3. 概要

農林水産省では、平成25年度より農林水産・食品分野における基礎研究から実用化研究までを継ぎ目無く支援し、ブレークスルーとなる技術や成果を効果的・効率的に創出する競争的資金「農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業」を実施しています。
今般、「農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業」の平成26年度終了課題(80課題)のうち、基礎・応用の研究を主体とした、以下の研究課題(18課題)について、それぞれの研究成果を研究者が紹介することとなりました。併せて、メタボローム(生体内の代謝活動を網羅的に把握・分析する技術)解析の農林水産分野・食品分野における応用研究について、基調講演を行います。
その他、パネル展示やコーディネーターによる相談会も予定されています。