研究代表者
高林 純示(国立大学法人京都大学生態学研究センター)
研究参画機関
- 国立大学法人京都大学生態学研究センター
- 丸紅株式会社
総合評価
当初目標を達成
コメント
天敵の誘引剤・活性化剤開発という今までにないユニークなプロジェクトである。ハチクール、ハチゲンキの効果についての地道な取組み、現場との交流の中での「ソフト」の開発・作成など研究室内とは全く異なる活動を積極的にこなし、ベンチャー創業へ向けて着実に進んでいる。しかし、農薬登録のハードルは決して低くはない。本プロジェクト期間中、特許の出願および、原著論文の報告がなされていないことは残念なことであり、早急な論文化を期待したい。
評価基準に照らし合わせると、評価は低くなるが、減農薬への消費者の期待は大きく、迅速なビジネス化に努めてもらいたい。