研究代表者氏名及び所属
藤田 直子(公立大学法人秋田県立大学生物資源科学部)
研究実施期間
平成20年度~22年度(3年間)
研究の趣旨・概要
本研究は、これまで既に単離されてきた多数の澱粉変異体を交配することにより、二重変異体を作成し,これらを用いて澱粉生合成メカニズムを解明する。同時に,親変異体よりもさらにユニークな構造、物性を示す澱粉の利用適性を検討し、新たな食品,添加剤,工業品の開発および価格が高騰しているトウモロコシやコムギ澱粉の代替を目指す。
研究項目及び実施体制(()は研究担当者)
- 二重変異体の作出
(秋田県立大学生物資源科学部 藤田直子) - 二重変異体の分析
(秋田県立大学生物資源科学部 藤田直子) - 二重変異体の適性評価
(秋田県立大学生物資源科学部 藤田直子)
期待される成果、効果
澱粉生合成メカニズムの解明に必要な知見が数多く見出されると同時に,休耕田の有効利用、国内食料自給率の向上、中小食品企業の活性化が期待される。