研究代表者氏名及び所属
河原 正浩
(東京大学大学院工学系研究科)
研究実施期間
平成22年度~24年度(3年間)
研究の趣旨・概要
鳥インフルエンザなどの人獣共通感染症は、人類にとって大きな脅威となりつつある。また、口蹄疫などの動物感染症により畜産・水産物の生産者が甚大な損害を被る事例も報告されており、公衆衛生上の観点からも抜本的な解決策が望まれている。そこで本研究では、感染症の原因ウィルスの構成タンパク質に対して特異的に結合する抗体を簡便に取得する技術を開発し、得られた抗体を用いて感染症の基本的なメカニズムを解明し、ウィルスの感染や複製を阻害する治療薬を開発することを目的とする。