研究代表者氏名及び所属
國澤 純
(東京大学医科学研究所所)
研究実施期間
平成22年度~24年度(3年間)
研究の趣旨・概要
現在、免疫調節分子としての食餌性成分が注目されている。本研究では、食餌性成分の主要代謝・吸収組織であり、最大の免疫臓器でもある腸管に焦点を当て、腸管免疫を介した生体防御と恒常性維持に優れた食餌性脂質を決定すると共に、その免疫学的作用機序を解明する。これらの知見は腸管免疫の制御における食餌性脂質ヒエラルキーに関する知的基盤の構築につながり、近い将来、健康増進型機能性食用油の開発へと発展すると期待される。