研究代表者氏名及び所属
浮穴 和義
(国立大学法人広島大学大学院総合科学研究科)
研究実施期間
平成23年度~25年度(3年間)
研究の趣旨・概要
養鶏業界では、飼料費・燃料費高騰のために従来よりも低コストで良質の家禽を生産し、品質の高い鶏卵や鶏肉を産出することが望まれている。一方、肉用鶏では過剰な脂肪蓄積やそれに伴う疾病も問題となっており、単なる早急な成長にも問題点がある。この効率的な成長をコントロールするためには家禽の摂食調節機構を解明する必要がある。
本研究は、生産効率の優れた新しい家禽品種の産出を目標として、研究代表者が最近独自に発見した新規脳内摂食調節因子(ブブゼリン)が家禽や哺乳類のモデル動物の生理機能や作用メカニズムに及ぼす影響を解明するための研究を行うものである。