研究代表者氏名及び所属
作道章一
(国立大学法人琉球大学医学部)
研究実施期間
平成23年度~25年度(3年間)
研究の趣旨・概要
農産物は長距離輸送されることが多いが、その際にカビ繁殖が問題となる。しかし、我が国では収穫後に殺菌・消毒を行う有効な方法がない。また、カット野菜など加工食品の殺菌・消毒には次亜塩素酸ナトリウムが用いられることが多いが、残留塩素や作業者への毒性および金属腐食など問題が指摘されている。これらのことから、農産物を安全に殺菌・消毒できる技術が求められている。
本研究では、窒素等の不活性ガス中で発生させたガスプラズマで処理することで、安全で効率的に農産物の殺菌・消毒を行う方法を確立する。これにより、安全な食品の供給に資することを目的とする。