生物系特定産業技術研究支援センター 研究資金業務

イノベーション創出基礎的研究推進事業(終了)

2011年度 採択された研究課題

高効率バイオ燃料生産に向けたセルロソーム再構築微生物の基盤研究

研究代表者氏名及び所属

三宅 英雄
(国立大学法人三重大学大学院生物資源学研究科)

研究実施期間

平成23年度~25年度(3年間)

研究の趣旨・概要

農作物の残渣など食料と競合しない未利用資源からのバイオ燃料の生産が急務となっている。本研究では、稲わらなどのソフトバイオマスを効率よく分解することができるClostridium cellulovoransが生産する「セルロソーム」と呼ばれる酵素複合体の分子機構を解明し、高効率糖化法の確立を目指す。さらにバイオ燃料の生産コストを下げるために、各ソフトバイオマスの分解に適したセルロソームをデザインし、それらを賦与した微生物の創製を目的とする。