生物系特定産業技術研究支援センター

新技術・新分野創出のための基礎研究推進事業

2007年度 追跡調査の概要

「新技術・新分野創出のための基礎研究推進事業」追跡調査結果について

独立行政法人農業・食品産業技術総合研究開発機構生物系特定産業技術研究支援センターでは、「農林水産業、食品産業等生物系特定産業の分野において、生物の持つ多様な機能を活用することにより新技術・新分野を創出し、それを通じて農林水産業の発展、地球規模での人口、食料、環境問題の解決等に資するため、将来の産業技術のシーズとなる基礎的な試験研究に取り組む」ことを趣旨として競争的研究資金を配付する、「新技術・新分野創出のための基礎研究推進事業」を実施しています。

競争的研究資金制度については、「国の研究開発評価に関する大綱的指針」に基づき、研究終了後一定期間を経過したプロジェクトや競争的資金制度による研究課題等については、研究成果から生み出された社会的経済効果や波及効果を追跡的に把握することが求められています。
しかし、研究成果が学術的な評価を得る、あるいは研究結果の実用化などの成果に発展するまでには、一定の期間が必要となるのが通常です。

基礎研究推進事業は、平成8年度に第1回の課題採択が行われ、5年間の研究期間を経て、平成12年度に終了しました。そこで、第1回採択課題が終了後満5年を経過したのを契機に、これらの課題を対象として追跡調査を試行的に実施しこの度取りまとめられました。