(農林水産省国際農林水産業研究センター 篠崎 和子)
評価結果概要
全体評価
環境ストレスに対応して遺伝子の発現を誘導するプロモーター、関連の遺伝子特異的に転写を制御する転写因子の発見、これらを用いたトランスジェニック植物の作出等大きな成果を上げている。また、ストレス耐性機構の解明に向けた今後の研究への期待も大きい。
研究の展開方向に問題はない。
中課題別評価
(1)乾燥・塩ストレス耐性の分子生物学的解析と育種への利用
(農林水産省国際農林水産業研究センター 篠崎 和子)
農作物への応用が十分に期待できるとともに、この研究成果を見習って広い分野でのバイオテクノロジー開発の展開が期待される。
(2)乾燥・塩ストレス耐性機構の分子遺伝学的解析
(理化学研究所 篠崎 一雄)
上記課題の基盤として、遺伝子ライブラリーの構築等の面で大きな成果を上げている。