1999年度 中間評価結果
(蚕糸・昆虫農業技術研究所 Leal Walter Soares)
フェロモン分子が触角表皮からリセプターにいたる際の輸送時保護を解明したことは最先端の研究成果であり高く評価できる。活性化ペプチドの分子生物学的手法による単離が困難なため新たな実験系を組む必要が生じたが、これには多大な労力と資金を要する。今後2年間でさらに大きな成果をあげるためには、これを中止し、これまで予想以上の成果をあげている性フェロモンの情報伝達機構の分子解析を重点化する必要ある。