1999年度 中間評価結果
(京都大学大学院農学研究科 高林純示)
研究の進捗は順調で、三者間の免疫相互作用を野外調査、実験系の多くの場面での実証、植物・動物間のシグナル伝達系や匂い物質の生合成経路の推定を行うなどの成果は高く評価できる。今後は、残された2年間で一層インパクトの強い成果を上げ得るよう天敵の行動制御技術の開発、天敵誘引物質を大量に生産する遺伝子組み換え植物の作出に重点を絞り込むことが重要である。