生物系特定産業技術研究支援センター

メールマガジン

2018年9月21日号

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◇◆◇ 生研支援センター メールマガジン ◇◆◇
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平成30年9月12日発行

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■ はじめに
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皆さま、こんにちは。農研機構 生研支援センターです。

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本メールマガジンで、当センターが行う研究資金業務に関連する情報や関連イベント等の情報をお伝えします。

今回は、審査結果についてのお知らせ、講師派遣の様子、近日開催予定の各種セミナーについてご紹介いたします。

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「農研機構」は、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構のコミュニケーションネーム(通称)です。 また、生研支援センターのフルネームは、生物系特定産業技術研究支援センターです。

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■ 公募における審査結果のお知らせ <イノベーション創出強化研究推進事業>
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平成30年度「イノベーション創出強化研究推進事業」(緊急対応研究課題(第2回))の公募に対する応募課題について、審査結果を掲載したのでお知らせします。
具体的な内容は以下のリンクをご覧ください。

http://www.naro.affrc.go.jp/brain/innovation/news/2018/082603.html

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■ 講師派遣~7月26日に生研支援センターの成果に関する研修会が開催されました~
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当センターで実施しております「講師派遣事業(※1)」を利用した研修会が、鹿児島県農業開発総合センターで7月26日に開催されました。
「革新的技術緊急展開事業(※2)」(平成26~27年度)の研究成果「マルドリ方式におけるかん水・施肥管理の適正化技術(※3)」について、鹿児島県農政部農産園芸課からの依頼を受け、本課題の担当者である農研機構九州沖縄農業研究センター 九州沖縄研究調整監 根角博久氏に「カンキツ類の土壌水分管理研修会」の講師をお願いしました。
研修会には、奄美大島や屋久島の離島からの参加もあり、鹿児島県果樹普及指導員及び研究員、市町村技術員、農業協同組合営農指導員、鹿児島県立農業大学校関係者70余名が受講しました。
県の担当者からは研修会の終了後、「講師の旅費を負担いただくことで、このような研修会を開催できて良かった。」という話を頂きました。

研修は、以下の要領で実施されました(午前は室内講演会、午後は現地研修会)。

1.講演会 「経営規模拡大と高品質カンキツ生産の両立を目指すマルドリ方式を基軸とした栽培体系」

2.現地研修会 1)農業大学校の「極早生温州」の高畝マルチ栽培について
       2)加温「大将季(だいまさき)」の点滴かん水技術について
       3)露地「大将季」、「タンカン」の根域制限栽培・高畝栽培について

3.意見交換会

講演会では、土壌-植物-大気連続系(SPAC)でカンキツの栽培管理を考える上での重要事項について、紹介がありました。
現地研修会では、午前の講演で説明のあった「簡易土壌水分計」の設置方法や葉からの蒸散量を測定する「水分ストレス表示シート」の使用方法、土壌水分管理の判断方法等について実地に学びました。
現地研修では炎天下の中、また、研修会場に戻ってからの意見交換会でも活発な質疑応答が行われました

当センターは、「講師派遣事業」を今年度も続けております。皆様の当事業のご利用をお待ちしております。

※1)http://www.naro.affrc.go.jp/brain/contents/fukyu/index.html
※2)http://www.naro.affrc.go.jp/brain/tenkai/index.html
※3)http://www.naro.affrc.go.jp/brain/contents/koushihakentaisyo_40-3_kaju.pdf

<お問い合わせ先>

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構
生物系特定産業技術研究支援センター
新技術開発部 連携・企画課 担当者:高岸・石原
Tel:048-669-9205
E-mail:brainki1[アット]ml.affrc.go.jp ※メールを送付する際は[アット]を@に置き換えてください。

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■ 生研支援センター移転のお知らせ《再掲》
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~10月に農研機構生研支援センターは川崎市に移転します~

当センターは、資金配分機関として質の高い研究課題提案を促す活動や研究成果の普及・社会実装のための機能強化を実現するため、10月に東京駅及び羽田空港からのアクセスが良く、利用者の利便性が高い川崎市に移転します。
移転先は以下の通りです。

移転予定日 平成30年10月1日(月曜日)
移 転 先 パレール三井ビルディング 16階
所 在 地 川崎市川崎区東田町8番地(川崎駅東口徒歩7分)

詳細については、下記URLをご覧ください。
http://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/press/laboratory/brain/082237.html

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■ 11月6日に「生研支援センターフォーラム in KAWASAKI」を開催します《再掲》
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10月に生研支援センターが川崎市に移転することを多くの皆様に知っていただきたく、下記の要領でイベントを開催します。
当センターがこれまでに行った支援で得られた成果に関する講演とポスター展示を行います。
また、今後連携を深めていくNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の取組や川崎市の企業の取組も紹介します。
農林水産業・食品産業の課題解決のための研究資金に関心をお持ちの方には、生研支援センターの活動の全容について知っていただく絶好の機会ですので、企業・大学・研究機関の皆様のご参加をお待ちしております。

イベント名 生研支援センターフォーラム in KAWASAKI
日 時 平成30年11月6日(火) 13:30~17:00(17:00~ 情報交換会)
場 所 川崎市産業振興会館(1階ホール及び4階展示場)

イベントの詳細については、下記URLをご覧ください。
http://www.naro.affrc.go.jp/event/list/2018/08/082211.html

<お問い合わせ先>

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構
生物系特定産業技術研究支援センター
新技術開発部 連携・企画課 担当者:松岡、高岸、宮本
Tel:048-669-9170
E-mail:brainki1[アット]ml.affrc.go.jp ※メールを送付する際は[アット]を@に置き換えてください。

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■ たくさんのご応募をいただき、ありがとうございました!
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「SIP戦略的イノベーション創造プログラム(スマートバイオ産業・農業基盤技術)」の公募は、平成30年8月27日(月)をもって締切らせていただきました。
たくさんの方からのお問い合わせ、ご応募、ありがとうございました。

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■ イベント/セミナー情報
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近日開催予定のイベント及びセミナー以下3点について、ご紹介します。

1.「みらいの食を支える育種フォーラム」

ゲノム編集技術が農業分野に応用されることにより、私達の食の未来がどのような影響を受けるのかについて関心を持っている全ての人を参加対象とし、多様な意見や疑問を出し合い議論することを目的として開催されます。

<日時>平成30年9月29日(土) 10:00~17:00
<会場>一橋大学一橋講堂
      [東京都千代田区一ツ橋 2-1-2]
<参加費>一般:2000円/人、学生:無料 (※学生証必要)
<主催>筑波大学つくば機能植物イノベーション研究センター
      ゲノム編集育種を考えるネットワーク

お問い合わせ先及び詳細については、以下ウェブサイトをご覧ください。
http://crisprcon-inspired.tokyo/


2.公開シンポジウム「希望の新素材『改質リグニン』のビジネス戦略」

研究コンソーシアム「SIPリグニン」では、国内のスギ木材から優れた性能を持つ「改質リグニン」の製造技術の開発に成功し、改質リグニンを利用した高付加価値製品の開発等、実用化へ向けた取り組みを進めています。
このシンポジウムでは、改質リグニンを実装した自動車等、SIPリグニンの成果を発表すると共に、国産資源を用いた希望の新素材「改質リグニン」を基盤とした新産業のビジネス戦略について議論します。

<日時>平成30年10月23日(火) 13:00~17:15
<会場>産総研臨海副都心センター 別館
      [東京都江東区青海2-4-7]
<参加費>無料 (※事前登録制)
<主催>SIPリグニン

お問い合わせ及び詳細については、以下ウェブサイトをご覧ください。
http://lignin.ffpri.affrc.go.jp/news-event/11.html


3.~次世代技術が豊かで強靱な農業農村を創造する~「実用新技術講習会・技術相談会」

本講習会では、「SIP次世代農林水産業創造技術」に関する研究成果等の報告を行うとともに、農研機構農村工学研究部門が最近開発した新技術(14テーマ)をポスターセッション(直接対話)形式でご紹介します。
このシンポジウムでは、改質リグニンを実装した自動車等、SIPリグニンの成果を発表すると共に、国産資源を用いた希望の新素材来場者からの技術的課題に関するご質問やご相談にも応じます。

<主なプログラム>
○農林水産省農村振興局整備部による情勢報告
○「SIP 次世代農林水産業創造技術」に関する成果報告
(1)「ICT を活用した圃場-土地改良施設連携型の水管理制御システム(iDAS)」
(2)「水田の水管理を遠隔・自動制御する圃場水管理システムの動向」

農業農村整備に携わる皆様には、現場課題の解消と事業の効率的実施に向けて情報交換していただく絶好の機会ですので、国、地方公共団体等の行政機関、土地改良関係団体、建設会社・設計コンサルタント等民間企業の皆様のふるってのご参加をお待ちしております。

<日時>平成30年11月5日(月) 13:30~17:00
<会場>東京大学 弥生講堂 一条ホール
      [東京都文京区弥生1-1-1 東京大学農学部内]
<参加費>無料
<主催>国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究部門

お問い合わせ先及び詳細については、以下ウェブサイトをご覧ください。
http://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/press/laboratory/nire/082574.html

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■ おわりに
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先日、25年ぶりに非常に強い台風が上陸し、息つく間もなく北海道胆振東部地震が発生しました。

被害に遭われた皆様には、謹んでお見舞いを申し上げますとともに、一日でも早い復旧・復興をお祈りしております。
(M)

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(注) 本メールマガジンは、過去実施した事業及び生研支援センターホームページ等において、メールマガジンの発送をご希望された方、当センターが出展したイベントで当センターのブースにお立ち寄りいただいた方、名刺交換をさせていただいた方に対して配信いたしております。
連絡先の変更などがある場合は、お手数ですが下記メールアドレスまでご連絡ください。また、ご意見、ご要望等につきましても、下記の連絡先までお願いいたします。
また、ご意見、ご要望等につきましても、下記の連絡先までお願いいたします。

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国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
生物系特定産業技術研究支援センター 連携・企画課
〒331-8537 埼玉県さいたま市北区日進町1丁目40-2

(連絡先)
Tel: 048-669-9170 Fax: 048-666-9267
Email:maga-request@naro.affrc.go.jp
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