目次
- 「次世代スマート農業技術の開発・改良・実用化」の公募採択課題を決定しました
- 『成果事例こぼれ話』第59回"消石灰の消毒効果を色で見える化する技術の実用化"を掲載しました!
- 【BioJapan2024】「ゲル化する介護食向け米粉の開発(イノベーション創出強化研究推進事業)」を出展します(10月9~11日)
- 【JST】研究公正シンポジウム「新たな研究不正行為への対応と科学の公正性の確保に向けて」(10月31日)のご案内
- 編集後記
「次世代スマート農業技術の開発・改良・実用化」の公募採択課題を決定しました
生研支援センターでは、スマート農業技術・機器の開発が必ずしも十分でない品目や分野について、あらかじめ指定された技術(公募対象技術)を対象に、生産現場のスマート化を加速化するために必要な農業技術の開発・改良を支援する「次世代スマート農業技術の開発・改良・実用化」において、採択課題(3課題)を決定しました。
▼詳細はこちらから(生研支援センターウェブサイト)
https://www.naro.go.jp/laboratory/brain/smart-nogyo/news/2024/165812.html
【『成果事例こぼれ話』第59回"消石灰の消毒効果を色で見える化する技術の実用化"を掲載しました!
生研支援センターは、委託試験研究で得られた成果を分かりやすく紹介する取り組み (成果事例こぼれ話)を行っています。今回紹介するのは、消石灰の消毒効果を見える化する技術を実用化した研究成果です。
強アルカリ性の消石灰は家畜伝染病対策に不可欠な資材ですが、雨水中や大気中の二酸化炭素などと反応すると、消毒効果が弱まり追加散布が必要となります。しかし、効力低下は見た目では判断できないため、追加散布をタイミング良く行えないことが課題となっています。
そこで、室蘭工業大学を代表機関とする研究グループは、酸塩基指示薬として用いられる染料のリトマスを使用することで、消石灰の消毒効力の有無を色で判断できる可視化剤を開発、実用化することに成功しました。
本成果は、鳥インフルエンザ、豚熱等の家畜伝染病対策への貢献が期待されます。
▼詳細はこちらから(生研支援センターウェブサイト)
https://www.naro.go.jp/laboratory/brain/contents/fukyu/episode/episode_list/165724.html
【BioJapan2024】「ゲル化する介護食向け米粉の開発(イノベーション創出強化研究推進事業)」を出展します(10月9~11日)
10月9~11日に開催されるBioJapan(バイオジャパン)2024(主催:BioJapan 組織委員会)において、当センターの「イノベーション創出強化研究推進事業」で支援しておりました研究課題「ゲル化する介護食向け米粉の開発」が、プレゼンテーション及びブース展示で成果を発表します。
ご来場をお待ちしております。
■開催期間:2024年10月9日(水曜日)~11日(金曜日)10:00~17:00
■場所:パシフィコ横浜 A、B、C、Dホール(〒220-0012 横浜市西区みなとみらい1-1-1)
最寄り駅 みなとみらい線 みなとみらい駅 徒歩5分
■出展研究課題:「ゲル化する介護食向け米粉の開発」(イノベーション創出強化研究推進事業)
詳細はウェブサイトにて
https://jcd-expo.jp/ja/outline.html
参加には事前登録が必要です
https://biojapan2024.jcdbizmatch.jp/jp/Registration
「ゲル化する介護食向け米粉の開発」プレゼンテーションについては以下の通り
https://biojapan2024.jcdbizmatch.jp/Lookup/jp/Presentation/u0?ke=%E7%94%9F%E7%A0%94%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC&np=2&ob=5
10月10日(木曜日)15:00-16:30 メインステージ「未来の食のイノベーション」の中で10分間講演(15:10-15:20)
【JST】研究公正シンポジウム「新たな研究不正行為への対応と科学の公正性の確保に向けて」(10月31日)のご案内
科学技術振興機構(JST)主催の研究公正シンポジウムが開催されます(共催:日本学術振興会、日本医療研究開発機構、新エネルギー・産業技術総合開発機構、生物系特定産業技術研究支援センター)。
本シンポジウムでは、研究公正の推進に関する国内外の取り組み・事例等を紹介しながら現状の課題を整理し、新たな研究不正行為を含めた今後の対応と研究環境の改善、研究倫理教育の高度化について考えます。
■日時:10月31日(木曜日)13時~16時40分
■会場:オンライン(Zoom ウェビナー形式)
■定員:1,000名 ※ 事前の参加登録が必要。
■参加費:無料
■申込締切:10月28日(月曜日) ※定員に達し次第、受け付けを終了します。
参加には事前登録が必要です
https://www.jst.go.jp/kousei_p/event/sympo2024/index.html
編集後記
季節の変わり目となった秋の彼岸(9月19~25日)、能登半島は豪雨に襲われ家も流され多くの人が命を失う大災害となりました。
日本海を見下ろす白米千枚田も大きく傷つきました。地震に続く心も折れるような災難の中、営々と築かれた美しい景観を取り戻そうとする人たちがいることに励まされます。
来年の秋に向けた水田復活の営みを心より応援します。(by 町)
生研支援センター (BRAIN)企画課
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パレール三井ビルディング16階
メール: maga-request[アット]naro.affrc.go.jp
メールを送付する際は[アット]を@に置き換えてください。
生研支援センター(BRAIN)は、生物系特定産業技術に関する研究開発を、大学、高等専門学校、国立研究開発法人、民間企業等に委託することにより実施しています。
「BRAIN」はBio-oriented technology Research Advancement InstitutioN のコミュニケーション名です。