生物系特定産業技術研究支援センター

ムーンショット型農林水産研究開発事業

大阪大学が、「青色半導体レーザーを用いた害虫の撃墜」のプレスリリースを行いました

情報掲載日 : 2023年2月20日(月曜日)

1月19日、大阪大学レーザー科学研究所は、「青色半導体レーザーを用いた害虫の撃墜 レーザー光によって殺虫剤を使わずに害虫を撃ち落とす新技術」のプレスリリースを行いました。

ムーンショット目標5のプロジェクト「先端的な物理手法と未利用の生物機能を駆使した害虫被害ゼロ農業の実現」(プロジェクトマネージャー : 日本典秀 京都大学教授)では、新たな物理的害虫防除技術として、飛翔害虫の侵入を検知・追尾し、飛行位置を予測して、レーザー光で撃ち落とす技術の開発を行っています。藤寛特任教授、山本和久教授(大阪大学レーザー科学研究所)らによる今回の成果は、レーザー光を用いた害虫防除技術の開発を大きく前進させるものであり、新聞各紙やテレビ等の報道を通じて注目を集めています。また、この技術については国際的な関心も高まっています。

今回のプレスリリースの詳細については、大阪大学ウェブサイト(下記)をご覧ください。
https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2023/20230119_1(大阪大学ウェブサイトへリンク)

レーザー光照射の動画は以下のサイトで公開されています。
https://www.ile.osaka-u.ac.jp/ja/2023/01/20/post-8955/index.html(大阪大学ウェブサイトへリンク)

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害虫の飛行パターンをモデル化し3次元位置を予測(農研機構プレスリリース、2021年11月29日)
https://www.naro.go.jp/publicity_report/press/laboratory/nipp/144889.html