生物系特定産業技術研究支援センター

SIP

WAGRI シンポジウム2019 を終えて

2019年6月20日にWAGRI (農業データ連携基盤) の本格運用に伴うシンポジウムが、農研機構と慶應義塾大学SFC研究所の共催で、慶応義塾大学三田キャンパスにおいて開催されました。WAGRIは、内閣府・戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の「次世代農林水産業創造技術」において、農業ICTサービスを提供する民間企業等がデータの連携や提供を行うプラットフォームとして慶應義塾大学SFC研究所により構築され、2019年4月より農研機構が運営母体となり本格運用を開始いたしました。
シンポジウムは2部構成で、第1部ではWAGRI利用希望者向け説明として、WAGRIの利用方法や提供データの紹介が行われました。また、第2部では、主催者挨拶として農研機構の久間理事長、来賓挨拶を農林水産省、内閣府からそれぞれ頂きました。その後、ホクレン農業協同組合連合会の河原 憲生氏による 『産地から見た青果物の生産・流通上の課題とデータ連携の可能性について』と題した基調講演が行われました。
引き続き、WAGRIを核としたスマートフードチェーンの開発構想、研究開発事業等におけるWAGRIの利活用が紹介され、WAGRIの今後の発展について活発な議論が行われました。
参加者は、都道府県、民間企業からの参加をはじめ約400名。

会場の様子

WAGRIシンポジウムの開会
WAGRIシンポジウムの開会
シンポジウム会場後景
シンポジウム会場前景
シンポジウム会場前景
シンポジウム会場後景
基調講演(河原 憲生氏)
基調講演(河原 憲生氏)