生物系特定産業技術研究支援センター

SIP

研究成果「GPSナビキャスタ(重量計付きブロードキャスタ)MGL604P・1204Pの市販化について」

記事掲載日:2021年9月21日(火曜日)

株式会社IHIアグリテック、農研機構は、2021年9月15日に「GPSナビキャスタ(重量計付きブロードキャスタ)MGL604P・1204Pの市販化について」をプレスリリースしました。
https://www.ihi.co.jp/iat/news/2021/i/pr210915.pdf

株式会社IHIアグリテック(千歳本社:北海道千歳市)は農研機構(本部:茨城県つくば市)と共同研究を行い、GPSナビキャスタ(重量計付きブロードキャスタ)を実用化しました。

近年、営農管理システムやドローン等のリモートセンシング技術が急速に普及し、作物の精密な生育情報の取得や、それに基づいた施肥マップの生成が可能となっており、施肥機構の高精度化が求められていました。そこで、高精度な施肥を実現するため、2019年から株式会社IHIアグリテックと農研機構で重量計付きブロードキャスタの市販化に向けた共同研究に取り組んできました。株式会社IHIアグリテックでは、2022年2月に市販化を予定しています。

本機の開発に当たっては、2014年~2018年度に実施された戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「次世代農林水産業創造技術」において開発されたマップベース可変施肥機能、重量計付きブロードキャスタの基本機構が活用されています。