生物系特定産業技術研究支援センター

SIP

サブ課題 B

肥料の国内循環型利用システム構築

サブ課題 B

国内に今ある資源から国内農家が使う肥料を作り出せないか

地域の肥料を地域で賄う--
下水汚泥から新たな肥料を生み出す国内循環型利用システム

《課題と解決への道筋》

国内で使用される肥料(窒素、リン酸、カリウム)の原料のほとんどは海外からの輸入に依存しています。

近年、国際情勢の変化や為替変動により肥料価格も大きな影響を受けています。こうしたリスクによる価格変動を受けやすい輸入の肥料原料に代えて、国内の資源で補うことはできるか。私たちは、下水汚泥など国内の未利用資源を活用した肥料の国内循環型利用システム構築を目指します。

《研究内容》

  • 高機能密閉型堆肥化装置の開発
    下水汚泥などに汎用利用可能で、一次発酵期間が従来の30日間から15日間に短縮できる高機能密閉縦型堆肥化装置の開発
  • 悪臭や海水から肥料成分を回収する技術の開発
    プルシアンブルー型錯体を吸着材として利用した、堆肥化装置の排気中のアンモニアや海水等からカリウム等の肥料原料を回収する技術の実証
  • 品種ポテンシャルを引き出す大豆栽培技術体系と環境に配慮した持続的栽培体系の確立
    モデル地域において、下水汚泥などの地域未利用資源を活用した循環型農業を実証
化学肥料原料の輸入相手国・輸入量

未利用資源の8割以上を循環利用する地域モデルの創出

未利用資源の8割以上を循環利用する地域モデルの創出

《目指す社会実装の姿》

2030年に実現される産業・社会の姿